【資料】神父・シスター【色松】

べれにけ@魔除け:光復香港
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【使用上の注意】
・色松で漫画や小説を書く時、描写に必要そうな事をまとめました。
・宗教上の要理については触れていません。
キャプション下部に【補足】あります。
・カトリックの常識的な知識が省かれている一方、あまり知られていない修道院内の事も書いてありますので、偉い人に怒られたら、このコンテンツは消えます。

「よく分からないのでフンワリで」って言ってる人が多かったので、作ってみました。
もしよろしければ、是非とも使ってください。

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【補足】気になった事や、質問のあった事など
・葬儀
白を着せるのは、司祭のカラ松のみです(祭服)
参列者は黒、シスターは各修道会の正式な修道服で参列します。
(※お香典袋は、キリスト教用のものはあまり売っていないので、なければ白の無地のもので大丈夫です)
・葬儀(仏式)
仏式の葬儀に神父カラ松やSr.一松を参列させる場合の描写は、神父は普通の喪服(シャツは本文中の襟のものを着用し、ネクタイをしない人もいる)、修道者は正式な修道服を着せるのが良いと思います(そもそも喪服を持っていない人が大半)。
数珠は持たせませんが、お焼香などは周りの人と同様に行わせます。
なんかね、私の周りの司祭やシスターは、そうしてます。
・結婚
「秘跡 結婚 カトリック」とかでググってください。すでにご結婚されている方も多いでしょうし、日本のよくある結婚式でミサっぽい事をしてる人は何者なんだという問題に触れたくないので、書きたくないのです。
・子供用のお祈り
(主の祈り)父と子とせいれいのみなによって。アーメン。神さま、あなたを愛します。あなたの子どもにしてくださって、ありがとう。きょうも一日よい子ですごすことができますように守ってください。お父さまやお母さま、うちの人やお友だちを守ってください。アーメン
(食前)イエスさま、たくさんのごちそうを、ありがとうございます。おおきくなるため、なんでもたべます。たべるもののないひとびとも、たすけてください。いただきます。
(食後)イエスさま、おいしいしょくじを、ありがとうございました。つくってくださった○○さんにもかんしゃします。ごちそうさまでした。
・「神かよ」「聖母かよ」という表現
NGです。普通の人間をそう例える事は、神や聖母に対する不敬にあたります。が!「この人、天使かもしれない!」とかは言います。天使はOKです。
・中国
中国は、特殊な政治的事情が絡んできます。もし中国を舞台にされるなら、別途調べてください。
・堅信名(アジア)
本文では省きましたが、堅信式ってのがあって、その時に洗礼名とは別に新しく「堅信名」をもらう事ができるんですよ。いらない人は洗礼名と同じにして書類出すんですが、アジアの一部地域では特に、この堅信名を、洗礼名とは別の名前にしている人がそこそこ居ます。堅信名をつける場合、洗礼名みたいなのが二つある事になりますが、お葬式やお墓などは洗礼名が優先です。
・神父や修道者の恋愛は罪か?
神に清貧・貞潔・従順の誓願を立てているので、誓願を破るという点で罪です。恋愛や性行為自体が要理的に悪い事だったり汚らわしいって事ではありません。
ですので、軽く「神父やめたら結婚してOK」っていうんでもなく、「誰か一人を大切にする以上、神父や修道者を続ける事はできないので、仕方なく誓いを破るという罪を犯す」と受け取ってもらえたら。

でもほら、皆さん、色松クラスタさんでしょ?罪の意識はむしろオイシイですよね…。

【誤字】
発見した誤字を書いておきます。
・27枚目、食前の祈りのちょっと古いやつ。「この食を」→「この食事を」

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★カトリックに興味を持たれた方へ
コレを読んで「自分に向いてるかも」って思った人がいらしても、それ多分気のせいだと思うんですよ。
なぜなら、ここにはカトリックの考え方が殆ど書いていないからです。このコンテンツは、あくまで「創作の為に必要そうな様式的な事」を書いているだけで、しかも殆どがあまり一般的ではありません。修道院から出てしまうと、ラテン語のお祈りも知っている人の方が少ないですし、サルヴェも歌える人はそんなに居ませんので、冷静になってください。私がコレを書けたのは、ちょっと特殊な環境にいた事があるからで、洗礼を受けたからって、聖務日課を歌えるようになったりもしません。
それに、洗礼を受けるという事は、お家の人と宗教が変わるという事で、仏壇やお墓の事情も変わってきます。
あと、みなさんオタクの筈なので、これが一番重要だと思うんですが、「クリスマスにデート→セックス」という日本の習慣が楽しめなくなり、自カプのラブラブデート作品が大量投下という状況にも関わらず、「んな事してないで神を称えなさい」と思うようになってしまいます。これはオタク生活上、大変な損失だと思います。

そうじゃなくて、元から興味があったって人は、グーグルマップとかで「カトリック 教会」で近所の教会を調べて、日曜日の午前中(9時~10時を狙って)に行ってみたらいいんじゃないでしょうか。カトリックは、来る者拒まず去る者追わず主義なとこあって、行っても誰も「神を信じろ」とか言ってくれませんので、ミサの後、司祭やシスターをとっ捕まえて「興味があるから教えて欲しい」って自分からグイグイ行ってください。多分、週1とかでお勉強会してくれます。1年ぐらいお勉強会しないと洗礼受けさせてくれないんですけど、逆に、お勉強会の最中に「コレじゃない」と思ったら「やっぱやめます」って言ってサヨナラしたらいいです。

洗礼とか興味なくて、カトリックの考え方や知識が得たいって人は、本文中にもチラっと書きましたが、フランシスコ会が出している聖書がオススメです。日本語のやつあります。
これは、カトリック的な考え方に元づく注釈が山盛り書いてある聖書です。翻訳も原文を意識していて、「!?」ってなるぐらいの厚みがありますが、その辺の神父さん捕まえて話を聞くより、ずっと確かです。今調べたら、アマゾンでも買えるみたい(「フランシスコ会 聖書」で出ると思います)。五千円ぐらいのやつです。変な解説書を色々買うより、これ一冊でいいんじゃないかと思います。

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2017-01-19 11:04:55 +0000