「はじめまして、あなたはだあれ?」
✨白日の彗星【illust/59790166】にお邪魔致します。
✨久野まひる (くの まひる) 花:12歳:143cm:女
周囲の声や異性の視線、同姓の妬みなどから客観的に自分の容姿が整っていることは自覚していたが、はたして本当に自分は美しいのか、美しさとは何か、常に疑問を抱きながら生きていた少女。
「流星」との一瞬の出会いと別れを経て、「限りある命、一瞬で過ぎ去る命こそ最たる美しさを持つ」と定義し「流星」の美しさに倣うように、とある真夏の昼下がり、寂しい花畑の真ん中で自分の首を切り裂いた。
「星の海」ではいつも首を傾げていた生前と比べると、自信を持ち歳不相応に落ち着いたふるまいをみせる。
✨素敵な方と再び巡り会いました…!
あなたと見つけ、結んだ言の葉のその先へ
アダム・シベノールさん【illust/60585051】
-これは、私の心臓に焼きついた、一筋の物語―
私が12の歳を迎える、ほんの少し前のことです。夏の始まりを告げるには少々厳しい熱線から逃げるように、ふらりと立ち寄った図書館。
そこで、私は出会ってしまったのです。
何故だか手が吸い寄せられたその物語は、とてもとても鮮やかで、不可思議で、なのにするりと心に馴染む。閉館の時間を知らせる鐘がなるまで、私の身体は、その本に縫いつけられたようになっていました。
やがてその著者の別の本を何冊も読みましたが、ぐるぐると変わる彼の世界に、私は目眩がするようで…それでも、のめり込んでしまったのは、視線が変われどたった一つの「なにか」を見ているような、そんな感じがしたからで、それは私の探している「答え」を、示している気がしたからです。
やがて手繰り寄せた様々な糸を辿って、私は遂にやって来た。
深呼吸を、一つ。
チャイムの音が鳴り響く。
―そして、扉は開かれた。
「初めまして。私、久野まひると申します。端的に言いますと、貴方のファンです。アダム・シベノール先生。」
「ねぇ、私は、『美しい』かしら?」
―期待通り、彼は他の大人たちとは違う反応を見せてくれた。…ここまでにべもなく追い払われようとされるなんて、さすがに予想外だったけれど。
「じゃあ、貴方は何を『美しい』ものだと思いますか?私、貴方なら何か知っていると思ったんです。あんなに素敵な物語を描いているんだもの。…ねえ、教えて、先生?」
構わず食い下がると、ツンと鼻を突く匂い。…酔っぱらったお父さんと、お化粧したお母さんの匂いを混ぜ合わせて、何倍も濃くしたような…。あまり、気分のいいものではない匂い。
そんな私に気付いたのか、彼は頭をぽりぽり掻くと、とうとう強引に私を追い返してしまった。
扉は閉ざされた。
まだ、何も聞けてない。何もわからない。むしろ余計に混乱してしまった。
彼の見ているものを、私も知りたい。でも、きっと一筋縄ではいかない。
―それでも、諦めたりしませんよ?先生
編集中…
✨申請について
年齢や性別は問いませんが「流星と過ごした時間はごく短いものだった」ことが前提となります。最長でも1カ月程度と考えています。また彼女自身は流星との再会も、現世へ帰る事も天の原へ行くことも望んでおりませんが、こちらもお相手様とのやりとりを通して今後の方針を決めていきたいと思います。
ありがたくもメッセージを頂きましたら、二日以内に返信致します。それ以上経っても反応がなければ再度送信いただくか、Twitter【twitter/flygnato330】の方にご連絡ください。
「さようなら、会いたくなかったあなた」
2017-01-09 14:02:57 +0000