【白日】藤咲 茉莉【流星】

にと

「〝はじめまして″、迷える子羊さん。
 宜しければ退屈を持て余した通りすがりの女の子とお喋りはいかが?…なんてね」


こちらの企画【illust/59790166】に参加させていただきます。

藤咲 茉莉(フジサキ・マツリ)
 享年18歳/女/162㎝
 一人称:私 二人称:貴方、~くん、ちゃん、~さん

 大人びた雰囲気を纏う少女。
 死因は酒癖の悪い義理の父親から受けた性的暴行。
 星の海では亡くなったときと同じ姿をしており、
 『ただの通りすがりの女の子』と称し、花に話しかける。
 
 周囲には悟らせないように振る舞っているものの、自己肯定感が非常に低い。
 その性格と、義理の父から日常的に振るわれる暴力に心を痛めぬよう、無意識に自分は他者に使われる道具なのだと認識しすることで自分の意思を殺し、何をされようが何を言われようが動じず、受け入れる”他者にとって都合のいい少女”を演じてきたが、花に出会い、特別な感情を抱いたことで、本来の自分の意思を再び取り戻し始めていた矢先に死亡した。
 大人びた振る舞いや献身的・自己犠牲的な面は、その過程で形成されたものであり、花に出会うまで茉莉本人もそれには気づけていなかった。
 

「『どこかで会った?』だなんて、まるでナンパだわ。
 ふふ、ごめんなさい、あまりに可愛いからちょっとからかいたくなったの。
 気のせいでしょう。そう、きっと。」

1/15 誰よりも大切なお花さんと再会することができました!
 桜庭尚治さん【illust/60512694
「迷子かしら、道化師さん。こうして誰かとお話するのは久しぶりだわ」
「生憎と、白い羽根も鎌も持っていないのだけれど。ふふ、私は一体どっちに見えるのかしら」
「ふふ、口が上手いのね。もしかして、今までもそうやっていろんな子に夢を見させるようなことを言ってきたの?そうだとしたら本当に、困った人だわ。」

例えるならば、春の陽差しのような人だったと思います。
彼から与えられるすべては人にとって当たり前であったのでしょう。
けれども、その当たり前を知らずに過ごしてきた私には、
彼のくれたものはどれも酷くやさしく、眩しく映ったのです。
それが誰にでも分け隔てなく注がれるやさしさであったのだとしても、
きっと長くはない無価値なこの生の終わりに、
彼に少しでも好かれていたのだと、ほんの少し夢を見るくらいは許されるかしら、だなんて
ちっぽけな贅沢を望み、小さな小さな爪痕を残そうと試みたのでした。

たった、それだけ。

星の海に佇み私を見据えたその姿は、
私を普通の女の子へと戻してくれた、あのどこか頼りない笑顔を見せる青年ではなく、
狂気の色に塗りつぶされ、虚ろな笑みを浮かべる道化の姿。

変わり果てたあなたを前にしてはじめて、私は、自分の愚かさを呪うのです。


「…ごめんなさい、ごめんなさい、貴方を傷つけ歪めたのは私だわ。どうか馬鹿な私を憎んで。きっとそれが、やさしい貴方を利用し傷つけた、私の受けるべき罰なのだから。」
「笑い方も、泣き方も。全部貴方に教わったのよ。からっぽの私を満たしてくれたのは、いつだって貴方だった」
「ほんとはね、全部分かってたのよ。すべてを知ったうえで、貴方を騙そうとしたの。酷い子だって怒ってる?…それとも嫌いに、なったかな」

 「今ならまだ、私は貴方に帰り道を与える天使になってあげられる。
 だから尚治さん、お願い、どうか『またね』と言って。
 私が再び貴方を“殺す”死神になってしまわないうちに。」


 

申請について
 相性重視ですが、異性の方で、できれば恋愛関係(片思いでも)に抵抗のない方とご縁があれば嬉しいです。
 細かい関係性や結末については、成立後に話し合えればと思います。
 交流についてはtwitterでのお話や落書きがメインになるかと思われますので、その点を了承していただける方でお願いします。

 申請を頂いた場合即日~3日以内のお返事を心がけますが、3日以上経っても返事がない場合はメッセージ機能の不具合の可能性もありますので、お手数ですが再度送っていただければと思います。

twitter【twitter/noir210
 鍵付きですがフォローお気軽にどうぞ…!

「おかしいなぁ、お芝居には自信があったのに。今は、前みたいに上手く笑って嘘がつけないの」
 

 素敵なご縁がありますように。

※キャプション編集中
 (問題等ありましたらご一報ください)

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2017-01-04 15:45:07 +0000