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va人形館の安息日【illust/54961214】のアフター投稿です。
※ 直接ではありませんが欠損表現が含まれます。苦手な方は十分にご注意ください。 ※
「短かい時間だったけれど、“山の名前”を自分のそれだと勘違いしてたなんて……はは！ あーもう笑ってよ……」
◻︎ ラファル
［男、178cm、一人称：僕 二人称：君］
予感：2/逃避 たいせつなもの：2/筆記具 おもいだしたもの：× ギフト：4/風の祝福 確信：4/悲観
選択：ED1 脱出
ラファルは目を覚ましました。
眩しすぎる視界には大切な人達と大切な世界が映っていました。どうやら＂苦しい場所＂から出られたのは、夢の中だけではなかったようでした。
人形館で思い出したことは全て真実でした。
右の手足と眼が使えなくなっていたことも現実となっておりました。
事故に遭ったことは事実として受け止めねばなりませんでした。
向こうで初めに感じた『逃避』は動作の自由を奪われたことに対してだったのか。
どうすることも出来ず、『悲観』をも避けられないと。
そう思いました。
けれど忘れてはならない人がいることを思い出しました。
想いを伝えなくてはならない人と、肩を組んでもう一度話したい人と、心からの笑顔で迎えたい人がいることを。
そのためにはベットから出られるようにしなくてはいけませんでした。あの館よりずっと狭いのですから、出られない筈はないと信じました。
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それが数年前の話です。
まだ義足の付け根は痛みます。何をするにも左腕が頼りです。人と話す時は目を合わせる－－体ごと向ける必要があります。
それでも大好きな人達と共にいられる日々を送っているのですから、多少の不自由はあれどきっと幸せになれたのでしょう。
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◇ 共鳴
† 第一/五場面：親愛なる弟 彼方くん
【illust/55949945 / illust/57890011】/【】
「彼方には立派な羽が生えてたけど今はどうかなぁ……少なくともここの人らは驚くよね、ふふふ……」
† 第三場面：会いたい友人 イルマくん
【illust/56624553】/【illust/59251144】
「イルマ、この街に来ないかなぁ。渡したいものがあるんだけれど」
「……待てよ、来るも何も、僕がどこに住んでいるとか会社や山の名前とか……伝えていないよね……！？」
† 第四場面：想い人 ロゼッタちゃん
【illust/57244462】/【】
「……ロゼ、ロゼ」
▽ 補足
左下肢に義足を、左眼に義眼を装着している状態です。また人形館においての自身の変化を思い返し、義眼に宝石をはめたらどうか？と着想を得るなど不自由なりに強かに過ごしています。第三場面時が嘘のように大変強かに過ごしております。義眼ゆえに両目の視線がややずれることを気にし眼帯をしていることもあります。
目覚めてから数年後の間に彼方くん、イルマくん、ロゼッタちゃんと再会を果たすことを目標としています。
▽ 関係について
ED1を選択した方で世界観のすり合わせが出来そうな場合は、異文化間・人ならざる方でも既知関係喜んで歓迎いたします。ある程度柔軟に対応できるかと思われます。
キャラクターの性格上、あまりにも仲が悪い関係は成立しにくいことをご了承くださいませ。
▽
【人形館の安息日】にて関係を組んでくださった方々、見守ってくださいました方々、そして主催様、長いようで短い期間でしたがありがとうございました。
皆様とまた出会える事を願って、ゴーチェ/ラファルのアフター投稿とさせていただきます。
今後ともよろしくお願いいたします。
不備、お気付きの点等ございましたらご一報くださいませ。
素材お借りしました
【illust/57434368】
2017-01-01 11:22:43 +0000