「――世界渡航自体はうちの技術がありますし、問題なく行えるでしょう――魂の存在証明については……これはその魂と由縁ある方の助力がなければ難しいので――」
「そこはやはり、我々ないし、当事者達の手が必要か…」
「座標情報の方はそうですね……対象となる魂、その方が存在している世界の情報があれば…」
「その世界の情報についてなら問題ない。我々が既に持っているから……ああ、でも最新の情報を得る為に少し時間は掛かるかな――」
「――という、何だか難解な話を彼等はしているが!それはさておき諸君っ!本日は所謂最後の日だっ!諸々の進捗は如何かね!?まあ進捗も大事だがしかしっ!同時に今日は特別な日だとも聞いている!無理に何かを為そうとして何かを台無しにする事がないようほどほどに頑張りたまえっ!!」
「…ロクロさん。彼は一体、誰に何を話しているんだろう」
「さあ、僕にも…」
「誰に何をだと!?そんなもの、君達が私に構ってくれなくて寂しいから、我が空想上の友にとりとめもない話をしているに決まっているだろうっ!!さあ!こんな私を可哀想だと思うなら!思う存分私に構いたまえ!!!さあ!!!!」
「すみません、今忙しいので後で…」
「つらいっ!!」
こちら【illust/60485338】でご依頼を受けたのでその打ち合わせをば…※ダンジョン内
お借りしました
バイトさん【illust/57946873】
ロクロ【illust/57707811】
■問題等ありましたら、メッセージ等でお願い致します。
2016-12-24 14:10:57 +0000