共和国軍の最終兵器は自爆して果てた。
戦いは未曾有の大災害によって勝敗のないまま霧消したはずであった。
それは、王の前身たるものであった。技術検証を目的とした、最終兵器の原型。
だが、王の倒れた今、お前こそが王なのだ。
可能な限り集められた、制式機と同等の装備…予備の火砲が、装甲材が、急ピッチで取り付けられていく。
天地が荒れ狂う中で、もう一体の「王」が目覚める。
戦いを終わらせるための戦いへ。
ZAC2056年、星の涙が地上に落ちても、人はまだ戦いをやめない。
■ZOIDS黙示録に登場したキングゴジュラスは「プロトタイプキングゴジュラスを急遽仕立て直したもの」という妄想。いや、「ドット絵が青っぽい」というだけなんですけども。
軽い落書きのつもりが存外に手間がかかりました。
2016-11-26 15:02:16 +0000