【花冠】玉露月【第六期】

かたらぎ
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「禍つの王に誘われて惑うものたちにも往くべき道を指し示すのが我が宿縁。ならば来られませ、純真王が娘…玉露月がお相手いたしまする」
「はははっ、どうせ吸うなら強き者の血のほうがいいに決まっておろう!……して、貴殿は我よりも強き者かや?」

【名前】
玉露月(ぎょくろつき)
玉露(ぎょくろ)・B(ブリュンヒルド)・L(レ)・M(メイビス)・A(アルム)
【国】
石の国 ※子世代が移住
【年齢・性別・身長・クラス】
22、女性、185㎝(耳含まず) 人魚形態250センチ(尾を含む)タウル460センチ(尻尾の先まで)、賢者
【知Pt 武Pt】
10Pt 7Pt
【家族】
父 錦さん【illust/59485959
母 甘露月【illust/58982517】六期 純真王【illust/60068761
姉妹 宝さん【illust/60170463

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11/26 素敵なご縁を結んでいただきました!
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【伴侶】
同じく石の国の賢者 アスファルさん【illust/59809846
┗【祈りの花 illust/60143949
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「貴殿、占いが出来ると聞いたが真かや?」

石の国に来たばかりの頃、樹々の噂話を伝って彼の元に辿り着いたのは今となっては何かしらの縁だったように思える。
深海の深い青を思わせる髪と口許をおおう毛皮の向こうで彼は肯定する。
穏やかでのんびりとした優しい声だ。耳に心地よい声だ、というのが第一印象。

「未来のことなど見えなくてもよい。我に今必要なのは水場ぞ!この近くに水浴びが出来る場所を占って示してくれるか」

水底の国ならばわざわざ探すまでもない水場を見つけるのがこの国では難しく、体調も優れないので導の直感もさっぱり当てにならない。そこで占いのできるという彼に頼らざるをえなかった。

「アスファル!先日は世話になった、これはそのお礼ぞ。遠慮なく受け取っておくれ」

占いのお礼の焼き菓子を届けては、ささやかなお茶会を振る舞う。

「ふふ、アスファルの食べっぷりは見ていても気持ちがよいの?」

作りすぎたかと思うほどの量も彼の胃袋の中にあっという間におさまってしまう。それを眺めているのもなんだかんだ好きになっていった。
何より、彼の赤い唇に見とれてしまう。紅くて、熟れた果実のような。

(食べたらさぞうまかろうて)

「運命の人が見えないとアスファルは言うたな?星に天運を託すから見えぬのじゃ、それは。欲しいものならば、力でもぎ取るのがよい。ふふん、一度我の狩りに貴殿も来たらよいのじゃ」

まるで昼間の星のようだ。
太陽が近すぎて、天が明るすぎるから星を隠してしまう。
星は相も変わらず昼夜そこに輝いているというのに。

目の前に。
運命の人と呼べる者が確かにいるというのに。

「我は見つけたぞ、天運の星を」

貴殿とならば共に命果て、この身砕け散るとて何を躊躇うだろう。

「アスファル…我の愛しき人。頭からひとのみにしてくれてもかまわないと、前に言うたことがあったがあれは真じゃ。我の菓子だけではなくこの身も心も貴殿ならばくろうてくれるだろう?…その熟れた果実のような赤い唇で、」

どうか、我をひとのみにしておくれ。

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樹精の母と月光狐の父との間に生まれた、様々な種族の血を継ぐ樹精の少女。母が今期の水底の国の王様。解放されたばかりの石の国で民のために力を尽くしなさい、と母に言われて水底の国から移住。
穏やかな性格で人懐っこく、よく食べ、よく笑い、よく寝る。しかし一旦戦場で血を見ると好戦的になり、強き者の血を求めてしまう。10日周期で水のなかに戻り、人魚姿にならないと体調を崩す。樹や小動物、死せる魂と話すことができる。走るときはタウル形態で駆け回っていることが多い。
日中は視力が弱いので日除けをつけたハンモックの上で昼寝をするのが大好き。雨の日はとても眠いので機嫌が悪いかぼんやりとしている。
石の国を拠点にハンターとして腕を振るう。他スキルを活かしながら道に迷った人の前に現れては道案内をしたりする。父譲りの腕もそこそこ立つので護衛任務やマドイビトとの交戦も進んでやる。祖母譲りの怪力が開花し、剣を握るより素手のほうが強い。導一族の特性で夜目が利くようになり、夜はほのかに目が光る。
料理は得意だが、食べるのが好き。ティータイムで使う薔薇茶や薔薇ジャムは自家製。

両親の種族特徴により玉露も任意の場所に薔薇を咲かせることが出来、死期が近くなると身体に花を咲かせ、死ぬとその土地にひとつの樹として根付く。
また、番が見つかれば寿命は相手と共有となり、見つからなければ樹とはならず、結晶となって砕け散る。血や涙はほんのりあまく、薔薇の香りがする。
本来であれば番が見つからなければ短命で20~30年の寿命だが、長命種の血が濃いためその限りではない。吸血衝動はあまり強くはないが、血を吸わせてもらえるなら吸いたい。弱い者よりは強い者の血を吸いたい。それが運命の相手ならなおさらよし、と思ってる節がある。

・*:.。.☆ お供・*:.。.☆
槌ハムのティラミスとパンナコッタ。お茶を淹れるのを手伝ってくれたり、朝、目覚まし代わりに起こしてくれたりする。

【メインスキル】
★長命……300年ほどの長い寿命を持つ。混血により純血の月光狐より 短くなってきている。
★強靭な身体……高い身体能力を持ち狩りで役に立つ、俊敏性が際立 つ。
★月の眼:真っ暗闇でも昼のように鮮明に見える眼。日中は視力は0に等しくなる。
★厄夜視……夜になると他者に憑いている“厄”が視える。厄 を喰うほど力が増すが、大きすぎる厄を喰うと寿 命が縮む。
★血の契約…… ヴァンパイアフェイラーの血を1滴飲ませるこ とで履行される、生涯で一度きりの契約。血を与えられた者は老化速度が遅くなり、六感のいずれ かが発達、または回復する。血を与えたヴァンパ イアフェイラーは、以後契約者の血しか受け付けなくなる代わりに、恒常的な飢えから解放され る。相手は老若男女問わず、人語を介さないような動物だったとしても契約履行となる。また、契約のためには、両親の血を垂らして清めた刃物を 用いなければならない。
★アフタヌーンティーセット……優雅なアフタヌーンティーを焼きたてのスコーンとともに。ŧ‹"ŧ‹"('ω'( ))
★ゆりかご……ハンモックを作れる。風に揺られて昼寝するときに重宝!
★樹精会話レベルMAX……樹の声が聴ける。おまけに小動物とも会話できるようになった。ついには死せる魂の声も聞ける!秘密の会話や噂話など情報収集もできる。
【サブスキル】
★導の直感……導一族の能力。初めて行った場所でも地理を把握できる。
★花伝い
★クリスタリゼイション

【継いだ種族】
樹精【illust/57253303
光の継承者【illust/57231090
華竜族【illust/57187807
導の一族【illust/57333243
花夜守の一族【illust/57352310
星咎の民【illust/57355097
虹珊瑚の人魚【illust/57276986
コーラルマール【illust/57266420

祖母方、父方の種族は小夜月さん、錦さんのCSより参照してください。

【お礼】
一期 ヴァシットさん【illust/57231090】/つゆくさ様
二期 ルナ・ロッサさん【illust/57677725】/はくぎんか様
三期 マツルさん【illust/58376092】/律兎様
四期 小夜月さん【illust/58982517】/天音舞歌様
五期 錦さん【illust/59485959】/田つぶ様

これまで当家系と素敵なご縁を結んでいただきありがとうございました!無事六期まで投稿することができました!

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2016-11-23 06:36:40 +0000