「きみが安らかに眠れますように」
うえい。こちら【illust/58048741】に事前っ子でございます。これで6人目?かと思うが、これでオーダーストップよー
※2枚目は全身図です。ところどころ黒っぽいの薄めの羽毛。おなごだが胸は薄い(重要)
【名前】クロウタ
【性別】♀ 【身長】165㎝
【獣】クロウタドリ
【御利益】安眠・睡眠成就
【好】歌うこと・夜・星・静かな場所・果物全般
【嫌】自身の斑色・騒がしい場所・騒音そのもの
【一人称】ぼく 【二人称】きみ、あなた
◆眠れぬ人がいると、その人のために子守歌を歌う鳥が現れる。
そんな伝承がいつしか信仰へと変わり、それから生まれたクロウタドリの神様。見た目でよく間違われるがれっきとしたおなご。クロとついていながら、珍しい白黒な羽毛を持つ自身があまり好きでない。
昔は大樹の下に建てられた祠に住んでいたが、信仰が薄れていくとともにそこを出て行った。どんなに歌っても、誰にも聞こえないのなら、届かないのなら。忘れられた歌など、無音も同然じゃないか。だからといって行くあてなどなく、ただふらふらと夜の中を飛んでいた。
そうして幾夜も超えたある日、耳が聞こえない少年と出会った。
生まれつき、彼は音が聞こえないのだという。けれど、ぼくの声が歌が、聞こえたという。だからこうして、音のするほうへと歩いてきたという。
嬉しかった。
また、歌を届けられる。また、聞いてくれる人ができる。ぼくが、ぼくとしていられる。
だから、彼の傍にいようと思った。ただ騒がしく静けさとは程遠い場所にいる彼のために、歌を届けようと――――。
◆関係者さま
~お相手さま~
パストゥールさん【illust/59916920】
「虎太郎? もしかして、寝れないの? それなら、ぼくが歌ってあげるよ」
「虎太郎は正直ものというか、なんでも言っちゃうよね。……え? なんでぼくも言われるの?」
「ぼくはね。たとえ人の勝手であったとしても、こうして歌が届くだけで救われちゃうんだ。だから、虎太郎の救いになれるのなら、ぼくがなってもいいよね?」
※なにか不備等ありましたら連絡お願いします。
2016-11-20 11:55:15 +0000