素敵な企画【白紙世界の旅日記:illust/57794659】、第3期【illust/59043266】のクロノアの様子。
※締切内に投稿できなかったため公式タグは控えています。
恐れ入りますがイメレスのみ、させて頂きました。
◆クロノア(80cm/年齢不詳/性別不明/一人称:ワタシ)◆呼び方:キミ/呼び捨て ◆Pナンバー:4
マイペースで楽観的思考の持ち主。「星の子」と「不思議なコンパス」とともにのんびり旅を楽しんでいる。
誰に対しても、何に対しても物怖じしない。図太い神経。初対面であっても親しげに話しかける。
第1期【illust/58406385】 第2期【illust/58938550】
◆◇◆
自分が何者であるのか、ワタシ自身はあまり興味はない。
ただ今、この旅を楽しくすごせればそれでいいと思っている。
だけれど、何者かについて考えてみるのもいいのかもしれない。
出会った少女たちのことを思い出しながらワタシはふと興味が湧いてきた。
ワタシではなく、今ともに旅をしているこの〈星の子〉について。
草原で出会った、淡い光を帯びた空からの旅人。
ねぇ、キミはいったい何者なんだい?
いや、それとも…何者かになろうとしているのかな?
歩きながらそんなことを考えていくものいいだろう。
暗く、静けさに満ちた洞窟で、出口の明かりが見えるまで。
◆◇◆
第3期は一人旅。
クロノアは洞窟内の道中で、ともに行動する〈星の子〉について考え、
思ったことを語りかけながら先を進む。
◆◇◆【2016,11,20追記】◆◇◆
クロノアは洞窟を歩いている時に考えていた。〈星の子〉はどんな子だろう、と。
旅先で二人の女の子に出会った。
──もしかしたらキミも女の子だったりするのかな?
初めて出会ったのは草原で、その後訪れた廃墟でも草がたくさん生えたところに辿り着いた。
──キミは植物…自然との縁が強いのかもね。
クロノアの目に映る〈星の子〉はキラキラと淡い光を帯びている。
幻想的でとても綺麗だ。
──ワタシの目はいつの間にか不思議な力が宿ったんだ。これは…キミのおかげなのかい?
〈星の子〉の光を眺めながらふと思ったことを口にした。
──ワタシはね。夕焼けの光がとても好きなんだ。
一日が終わろうとする切なさもあるけれど、その光を見ていると心が落ち着くんだ。
キミと出会ってから、まだ夕日は拝めていないがねぇ。
そう、語りかけていると。
──……おやおや? そうそう、そんな色だ。
〈星の子〉の身は気づいたら夕焼け色に染まっていた。
2016-11-12 11:32:36 +0000