「きみはぼくのことをしっている? しらない? どちらでもかまわないけれど」
こちら(illust/55830776)の企画に引き続き参加させていただきます。
甘落樹・スヴァット(樹-イツキ-と名乗ることが多い)彩の国/知力 1pt:武力:14pt
一人称:僕/二人称:あなた、名前さん
父:琉宇染(illust/59449673)
「歌って父さん 母さんに聞かせるようにでなくても構わないから。ふふ、ぼくはいいの。聞いているのが幸せなんだ」
母:佩州浜(illust/59418195)
「僕は母さんみたいな人をお嫁さんには欲しくないかなぁ…ああ、母さんは母さんで良かったってことだよ。ふふ」
妹:真帆籬(illust/59946445)
「今日は膝を貸してよ真帆籬。子守唄が聞きたいな…。ふふ、ありがとう。真帆籬もいつかお嫁に行っちゃうのかな、寂しいなぁ…」
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素敵なご縁を頂きました!ヨルの一族 アジュールさん(illust/59798321)
彼女にも最初のうちは、他と変わらず、興味なんて抱かなかった。…美しいとは思っていたかもしれない。
「…なぁに?あなた、どこかであったっけ…。ううん、綺麗な人だな、とは、思うけれど…?
森で…?魔物を…ふふ、ごめんね、それだけでは、僕にはちょっと、覚えがありすぎて…」
「わあ、なんだい、君綺麗な顔してるのに気が強いね…だんだん覚えてきたよ…あなたの色。
とてもね、きらきらと色が移り変わって、さわが…ああ、いや、落ち着きがない?ううん、豊か…?ああ、これかな」
どこか遠くを見つめ、茫洋として。いつも彼は、そんな顔をしていた。
何も興味はなく、何にも本気を出さず、日々を甘受していた。
そんな彼に、違った風を吹き込ませたのは、きらきらとくるくると、表情の変わる少女だった。
「僕が面白いと思うあなたも、十分面白いと思うよ。僕は、そうだな、会話を愉しめない相手らしいから…?
僕にとってはどうでもよいのだけど、僕と一緒に居て、そうして笑っていられるあなたは、強いね
うん、これも褒めているよ。アジュール、あなたは、見た目とは結構違っていて、興味深い…ような気がする
初めてだから、よくわからないな、この感覚…」
あまりに真直ぐ、彼女は感情を表すから、久しく忘れていた、遠い感覚を、彼もつい、思い出してしまった。
ああ、そうか、これが歓喜なのか。
ああ、そうか、これが、そう、これが。
「僕のことを?あなたが?
…アジュール、あなたって物好きだね。」
久しい感覚に、戸惑っていたから、だからつい、口をついて出たのはそんな言葉だった。
「面と向かって言うのは照れ臭いから、そう思わせてくれたのはあなただから。勇気が、わかなくて。
でも、どうしても、伝えたいから、嬉しかったから、僕は少し、ずるをしてでも君に伝えようと思う。ごめんね、夢の中で。
…忘れても構わないよ。
僕もアジュールが好きだよ」
起きても、忘れていなければ、いいなと。
そんな願い事をしたのも、ずいぶん久しい、そう思って彼は、微笑んだ
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「黒猫亭・彩の国支店」の亭主手伝い。
儚く、どこか浮世離れした中性的な容貌を持った青年。
ただ、見た目を裏切る力こそすべてといった腕力に頼る性格は、
しっかりと母から受け継いでいる。大人しく見えようとも、
欲しいものを手に入れようとするためには、手段を選ばない。
従わないのであれば腕力でものをいわせるまで。
両親や妹に歌を聞かせてもらうことが好きで、自分で音楽を奏でたり
歌を紡ぐことはあまりしないものの、手習いはしていないわけではなく、
弓を取ればそれなりの楽師ともなる。
人に対して謎かけのように話しかけることが多く、本質がつかみ辛い。
彼と話しているとまるで夢の中にいるような心地となるともっぱらの噂。
◇金孤
武器の扱いに秀で、自らの腕を生きる糧とする彼らは
それに伴い金勘定も得手とするようになった、という説がある。
お供として、パペット型のたぬきを連れている者が多い。※生きてる。
武力特化:たおやかに見えていても、筋力は常人のそれではない
武器繰 :直感的にどのような武器でも使いこなす(ただ彼らはなぜか大きい武器を好む)
千視眼 :片目と視力を引き替えにしたかのような、視える瞳。
豊兆夢 :まるで使者の訪れかのように彼が渡った先では豊が溢れる
■婚姻について
所属、種族等、関係なく何か良いご縁があればと思います。
もしメッセージをいただいた際には即日~三日程でお返事をさせていただきます。
万が一、それ以上たっても反応がない場合は、障害等の可能性がありますので、再度ご連絡下さい。
アフターもございますが、こちらで一区切りということで、これまでこの家系とご縁を結んでくださいました、mike様・ディートさん、ほしこ様・菫花さん、S003様・沙羅さん、ナナ様・ノエリアさん、久慈様・琉宇染さん、また企画という場を提供運営していただきました主催様、ありがとうございました!
何か問題ありましたらお知らせください。
キャプションは随時編集します。
2016-11-11 17:49:57 +0000