◇祈りの石【illust/59003307】こちらの企画に参加させて頂きます。
◇ラナ(Lana) 加護の国メルクリオ出身、花の村リーベ在住
女/14歳/145cm/一人称:私 二人称:あなた、呼び捨て
魔法:治癒能力
警戒心が強く少し生意気な少女。花を眺めるのが好き。
祈りの石はチョーカーにつけています。
(11/20) 素敵なご縁を頂きました。ありがとうございます!
イツキさん【illust/60005511】
小さな頃から気が強いと言われることが多かった。喧嘩をして友達を泣かせてしまったこともある。
いつからだろう、そんな私を微塵も警戒することなく向き合ってくれる彼の隣に立ちたいと思い始めたのは。
「あなた、またきたの?」
世界各地を旅して回っているという青年。
彼が私が住むリーベの町へとくるのは数か月後の時もあればはたまた数日後の時もある。
男性なんて信用していない、それは穏やかで人懐っこい笑みを向けてくる彼に対しても同様だった。
どうせ彼も祈りの石に興味ががあるだけ、私のことなんて何も見ていないんだわ。
なのにいくら素っ気ない態度を取っても、彼は飽きもせずにやってくる。
「…っその怪我どうしたのよ!早く手当てしなきゃ化膿しちゃうでしょ、治すからじっとして、傷口を見せて」
「優しくなんてない。見てたらこっちまで痛くなってくるから。それだけなんだから…」
優しいと言われた。真っ直ぐに見つめられたのが眩しくて思わず目を逸らした。
あなたの瞳はとてもあたたかで、陽の光に反射してきらきらと輝いていた。
辺り一面の花畑。そこに佇み彼の話に耳を傾けるのがいつしか私の楽しみのひとつとなっていく。
コリアンダーのオーロラがとても美しいという話。
ラバにあるハイリッヒは約束の森と言われており素敵な伝説があるのだとか。
女の子はそういう伝説に興味があるものなんだろう?と尋ねられたが私は反論してしまった。
素直になれなかったが本当は…興味だって、あるわ。
笑顔を絶やさず話す彼の冒険譚はまるで絵本や色とりどりに咲く花のように心惹かれるものばかりだった。
「ミモザにラベンダー…いい香り…あなたの言う通りリラックスできそう。祈りの前につけてみようかな。
調香師ってすごいのね。ううん、イツキがすごいんだわ」
「サンドイッチ、作ってみたの。あなたのお口に合うかは分からないけれど、こ、この前コロンを頂いたからそのお礼。
深い意味はないんだからね…!好きなもの教えてくれたら…また、作ってあげてもいいわ」
気づいたらあなたがリーベへくる日を、指折り数えるようになっていた。
そうして布団の中で朝を待つの。言ったらきっと笑われてしまうからこれは自分だけの秘密。
ねぇ、あなたはいつまで私に会いにきてくれる?
「私があなたと旅…?む、無理よ。私は祈りの少女だもの。あなたを危険な目に合わせてしまうかもしれないわ。
イツキと同じ景色をわたしも…見てみたいけれど…でも……」
「もうっ信じられない!!私より自分の心配をしなさいよ!
……分かった。少しだけ、ほんの少しだけならイツキを信じてあげる」
あなたといる時間が心地いい。
もっと色んな話が聞きたい、旅だけじゃないあなた自身のことも。
あなたの好きなものは、好きな香りはなんだろう。
あなたを知りたいと言ったら驚かせてしまうだろうか。
それほどまでに私は、自分も知らないうちにこの瞬間を愛おしく思っているみたい。
「イツキ、あなたの為に…祈ってもいい?」
ねえあなたは、その優しさと笑顔の奥で、何を思っているの?
わたしの知らないあなたを教えて。
いつか、あなたの隣にふさわしい私になれるかな
同郷のお友達のアルマちゃん【illust/59678580】
「アルマがいなきゃ、私…もっとひねくれてたかもしれない…。だから、その、それは私のセリフで…
あーっもう!あなたは私の大好きで大切なお友達っなんだから…ってこと!
恥ずかしいこと言わせないで!」
「アルマ、リーベへ戻ってきた時はきっと会いにきてね、絶対絶対、ぜーったい!約束よ」
◇契約、交流について
年齢や出身問わず素敵なご縁があれば嬉しいです。
pixiv内外問わずのんびりと描かせて頂けましたら幸いです。
警戒心が強い為、最初は冷たい口調や態度をとってしまうかと思うのですが
少しずつ距離が縮まっていけばなぁと…!
ありがたくも申請を頂けました場合は即日~3日以内にお返しいたします。
◇何かありましたらお手数ですが連絡下さいませ。
2016-11-11 16:02:20 +0000