▽祈りの石|illust/59003307
「……信じれば、きっと神は私達を救ってくださいますよ」
名前:カティーナ|Catina
年齢:18
身長:155
一人称:私、
二人称:~様、貴方
魔法:軽い怪我の治癒
触れた怪我を治すことが出来る。
が、あくまで出来るのは擦り傷や切り傷、火傷程度の軽い怪我で、重傷や病は治すことが出来ない。
失った命も勿論取り戻すことは出来ない。
加護の街メルクリオにある湖の町コラールで産まれ、その町にある教会に身を置くシスターの少女。
性格は至って大人しく、誰であれ丁寧な口調で接する。表情が固いことを少しばかり気にしている。
表には出さないが依存気質な面がある。
幼少期は湖の町にて信仰心の厚い家族とともに神に祈りを捧げ暮らしていたが
両親共々病にかかり亡くなってしまってから皆が信じる神を信じきれずにいる。
身寄りのなくなった自分を拾ってくれた教会には心の底から感謝しており、教会の皆を家族の様に思っている。
だからこそ、その中心である神を信じきれない事に罪の意識と周りへの疎外感を感じ、苦悩している。
教会の中を世界の全てだと捉え、依存している節がある。
目に見えないものを信じず目に見える形を信じる。
飴が好きで、裁縫が苦手。
祈りの石はクロスに加工して身に着けている。
「…お気を悪くされたのであれば、申し訳ありません。何分、その、こう言ったことは不慣れなものでして」
「貴方は、神を信じておいでですか?………いえ、失言でしたね。忘れてください」
「神父様は仰いました。神は全てを救って下さると。
ならばなぜ、あの日、神は私の母を、父を、救っては下さらなかったのでしょうか。
……いくら祈ろうとも、それだけが、分からないのです」
「信じることのできない私に、教会にいる資格などありません。
………それは、重々わかっております。ですが此処は、家族を失った私にとってもう一つの家であり、皆家族なのです。
……もし、この事が知られてしまったら、教会を追い出されてしまったら。
……私は、一体どこに行けばよいのでしょう。……どうすれば、よいのでしょう。
……私の居場所は、もう此処しかないのに」
▽素敵な御縁を頂きました
キリエ・オルカさん|illust/59678980
「……下らないだなんて、……神は、居られますよ。いつでも我らを見ていて下さっているのですから」
「………どうか、どうかお聞かせ下さい、………何故、貴方はそうお考えに、……神は、居ないとお考えになるのですか?」
『神なんてのはいない』
神をあざ笑い、その口から放たれた一言は私の心の内を見透かされてしまったかのようで、目の前が暗くなるような思いでした。
神様など居ない、ずっと捨てきれなかった私の迷い。
ですが神様を信じることができないのなら、私は一体何を信じて生きていけばよいのでしょう。
今までずっとずっと、そうしてきたのです。お父さんもお母さんもいないのに神様までなくしてしまったら、私の信じるべき者は、
…そんな私にキリエ様は仰いました。
信じるべき者は、私の目の前に立つのは神を否定して下さったその方。
ああ、それはまるで一筋の光のようで。
「貴方が、私の救いなのですね」
―――――
『此方は随分過ごしやすい季節となって参りましたが、キリエ様の方は如何でしょうか。お風邪など召されてはいませんか。
どうか体調にはお気をつけ下さいませ』
『先日、頂いた種から芽が出ました。気候の違いなどもありますので少しばかり不安でしたが安心しています。
次に此方に来られる時にお見せいたします』
『ご一緒にお送りした菓子のお味は如何でしたでしょうか。キリエ様は珈琲が好きとお手紙にて伺いましたので
生地に珈琲を少しばかり練り込んでおります。余計な気遣いでしたら申し訳ありません』
『追伸 次はいつ頃此方へいらっしゃいますか』
―――――
ふと、自室に送られたレターボックスに目をやるとずいぶんと手紙が溜まっていました。
差出人は全てあの方から。 内容は至って簡素なものですが、あの方はいつも私に手紙を送って下さいます。
手紙には筆跡から、内容から想いがこもると私は考えています。
ですから、そうして増えた手紙が嬉しい、などと思ってしまうのです。
手紙に書く内容に追伸が増えたのは、一体いつからの事でしょう。なんて。
「………フェリシタット。フェリシタットです。…………それが、私の真名です。キリエ様」
▽
キャラ同士の相性重視でお話しさせていただければなと思います。
メッセージに簡単にでも関係性や出会いなどを書いていただけると
此方も想像がしやすくなりますのでお願いしたいです。
メッセージは即日~3日の間に返信する予定ですが
もしその間に帰ってこなかった場合は届いていない可能性があります。
その際はお手数ですが再送信のほどお願いします。
既知関係などもしございましたらお気軽に。
キャプションは随時編集致します。
「キリエ様、わたしにとってのひかり、わたしのかみさま。
貴方に縋ってしまう私を、どうかお許しください」
2016-11-01 14:05:49 +0000