【花冠】イブキ【第六期】


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❀花冠を戴く者【illust/55830776

11/14 23:47 メッセージお返し致しました。未着等ありましたらお手数ですがお知らせくださいませ

「父ちゃんみたいには出来ないかもしんないけど、俺なりにお前を幸せにしてやりてえって思うんだ!」
「物語はやっぱりハッピーエンドじゃなくちゃだめだ!いや、終わりもだめだな!"これからもずっと"だ!」

❀イブキ・バハール/男/17歳/168cm
 一人称:俺/お前、アンタ
 所属:彩の国(知:4p/武:4p)
 種族:コトハコビの一族
 差出人の声をそっくりそのままに届ける能力を持つ。
 まさに"手紙"そのものの役割を担うが、流れる雲のように気まぐれな気質の者が多く、きちんと届けるかどうかは彼らの気分次第。
 本気を出せばとても足が速く、大昔は戦の伝達役として一役買っていたようだ。
 スキル:【声帯模写】人の声をそっくりそのまま模すことが出来る
     【鬼灯の誓い】第二の心臓である"鬼灯"を誰かに譲渡すること。相手が宿主にとって大切な存在であることが条件
     【幽影】自身が未練にならないよう、誰かの記憶に跡を残しづらい体質。
     【癒しの香燈火】対象者が心地よいと感じる火を生み出すことができる。
             火には癒しの効果があり、火を灯すと花の香りが辺りに広がる。
     【黎明の薄絹】夜を纏うことで周囲から自身の姿と音を消せる。
     【千里の月映】何処までも見通せる月の瞳。ただし日中では視界がやや白んでしまう。
 モットー:禍を転じて福と為す
 明るく前向きな超ポジティブ少年。よく笑い、よく食べる。
 臆病なフレイラドラのモミジと常に行動を共にしている。
 大昔の先祖たちがそうであったように、コトハコビとしての仕事を全うしている。
 マドイビトの襲撃に備え、雪の国の実家を飛びてて現在は彩の国を所属としている。
 なんでもやりたがり器用貧乏な所があるが、料理の腕だけはからっきしで爆発を起こす常習犯。
 
❀受け継いだ主な種族
 鬼灯兎【novel/7086965】/幽影の徒【novel/6891898】/アーテシュフーリ【illust/57180346

❀家族
父:ラフシャーンさん(父ちゃん)【illust/59248681
「なあなあ父ちゃん~~!この間の飯また作ってくれよ!へへっ、父ちゃんの料理は世界一だ!」
母:エリカ(母ちゃん)【illust/59241464
「母ちゃん、父ちゃんと出会う前は全然笑えなかったってほんとか?
 信じられねえ・・俺の知ってる母ちゃんはいっつも明るいからさ」
妹:メフリちゃん(メフリ)【illust/59739756
「俺の妹めちゃくちゃかわいいってー?ふっふっふ、知ってる!」
「会いたかったぜメフリ~~!お腹すいたろ?ほら、これ父ちゃんの真似して作ってみたんだけど・・あっ(爆発)」

❀呼応関係:11/28 笑顔を取り戻してあげたい人、エストさん【illust/60079574

❀11/14 素敵なご縁を頂きました!金糸雀さん【illust/59904828

マドイビト襲来が間近に迫ったその年。
自分も役に立ちたい、そう思い立ち居てもたってもいられず雪の国を飛び出て、
若き頃母が暮らした彩の国へ来てしばらくが過ぎた。
彩の国の兵から霧の国への伝言を頼まれ、駆け抜けていた。
いくつかの国を越え、国境の川に差し掛かると綺麗な歌声が聞こえてきて―――。

「なあ!今のはアンタの声?すっごい綺麗な歌だなあ!もう一度聞かせてくれよ!」

彼女の名前は金糸雀、名前の通りとても美しい声の女の子だった。
ゴンドリエーラとして修行中の身なのだそうだ。
話してみれば同じ歳ということもわかって、仕事中だというのにすっかり話し込んでしまった。
また会いにくると告げて、俺は歩を早めたのだった。

***

明くる日、俺はまた霧の国を目指していた。
きっと徐々に記憶が薄れていく、その前に彼女に会いたいと思ったのだ。
ほんの少し時間を共にしただけったが、彼女のことを思えば不思議とそわそわと落ち着かない。
だから会いたい、という自分でもよくわからない感情だったが、俺の胸はずっと高鳴っていた。

「金糸雀!金糸雀ー!遊びに来たぜー!今日も可愛いな!」

そう、彼女の笑顔は本当に、とびきり可愛かった。
俺の父ちゃんは可愛いものは可愛いって言うし、それが当たり前だから
彼女にも自然にそう言っていた。可愛いし、何より話ていてとても楽しかった。
そんな彼女のひとつひとつがすごく好ましいと、いつしか心の底から思うようになっていた。

「みんなの笑顔が見たいって気持ち、すごくわかる!今は暗い顔してるやつが多くてさ。
 でもそんな奴らのこと、いつかぜーったい幸せにしてやりてえ!
 つらいことがあったら、その分だけ幸せになれるって思うんだ俺!」

「金糸雀!俺さ、いつかこの戦いが終わったら金糸雀の舟で色んな所に行ってみたいな!
 それでみんなの大事な人に、幸せな手紙を届けてまわれたらすっごい面白そうだって思うんだよ!
 戦いが終わったら父ちゃんから調香だって教えて貰いたいし、料理もうまくなりてえし、
 金糸雀にあげたいもんだっていっぱいあってさ!」
 

「大人になっても、どんな未来になっても、金糸雀と一緒に居たい!俺と幸せになってくれ!!」

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♡Thanks...
 最終期となりますが今までご縁を紡いでくださった皆様、そして主催様、
 ここまで本当にありがとうございました!もう少しお付き合い頂けますと幸いです。
 関わってくださった全ての方に感謝を込めて。
 2016.11.1 拝

※キャプションは随時変更致します。

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2016-10-31 15:02:58 +0000