*宇宙の王者は貴公子である 大介達が合流してすぐの頃… シャル「えっ?あのグレンダイザーと大介さんが来てるって、甲児それ本当!?」 甲児「ああ、本当さ。グレンダイザーだけじゃなくスペイザーも一緒さ。今頃艦長に挨拶しにブリッジにいるんじゃないか?」 シャル「そ、それ早く言ってよ!僕ちょっと行ってくる!」ドヒュ! 一夏「おーすげえ、シャルがあんなに大興奮で駆け出すなんて…よっぽどその大介さんとグレンダイザーが好きなのか?」 甲児「だろうな。何せ前に「フランスでグレンダイザーが注目されて大人気で、僕も大ファンなんだ」って言ってたしな」 一夏「へ~、よっぽど大好きなんだな…大介さんだけに」 甲児「ちょっ、ダジャレかよおい」 一夏「へへっ、面白かったか?」 甲児「まあな。けど…大好きは大好きでも、ありゃあLOVE(ラブ)じゃなくてLIKE(ライク)だからな?スポーツ選手とか消防士とかパイロットとか、そういうすげえのに憧れる子供とかスター選手のファンとか、そういうのの類だよ」 一夏「あっ、そっかあ…成程な」 … シャル「は、初めまして!シャルロット・デュノアです!宇門大介さんですよね?グレンダイザーのデューク・フリードでもある…」 大介「おお、こんにちは。いかにも僕がデュークだ」 シャル「あの、いつもグレンダイザーの活躍見てます!ベガ星連合軍をから地球を守る為に戦ってて…有難うございます!」 大介「へえ、そうか…こちらこそ応援ありがとう。この地球は僕の第2の故郷だからね、それを守らなければならない」 シャル(やっぱりかっこいいなあ…一夏や甲児とは違う、かっこいい大人っていうか、王子ゆえの気品と落ち着きがあるっていうか…くう~!) ラウラ「う~む、あれは完全に憧れの人を見る目だなあ…分かるな」 簪「同感。私にとってもヒーローだなあ…」 シャル「あ、あの!サイン下さい!」 大介「ん?いいよ」キュキュキュー セシリア「今度はサインをもらっていますわ」 簪「よし!私ももらってくる」タタター セシリア「それにしてもデューク・フリード…甲児さんから聞いていましたが、本当に落ち着きと気品のある大人の男性という方ですわね…そして情熱も併せ持つという」 箒「ああ、何せフリード星の王子だもんなあ」 マリア「あ、甲児~!」 甲児「おっ、マリアちゃんじゃないか!」 ひかる「久しぶりねえ」 甲児「ひかるさんまで…そうか、二人もスペイザーで戦うのか」 マリア「そういう訳だから改めて宜しくね!」 セシリア「甲児さん、そちらの方々は?」 甲児「ああ、紹介するよ。こっちの子、マリアちゃんは大介さんの…デュークの妹だ」 マリア「グレース・マリア・フリードよ、マリアって呼んでね」 ひかる「私は牧葉ひかるよ。ダイザーチームの一員で、マリンスペイザーのパイロットをやってるわ」 甲児「ひかるさんはな~、大介さんの力になりたくて沢山訓練して、それでスペイザーのパイロットになったんだよ」 鈴「あ~成程、なんとなく分かったわ」 ひかる「あ、もう分かった?早いわねえ」 箒「好きな人の力になりたい…うん、そういうの分かります」 ひかる「でしょう?大介さんったら、私を危ない目に遭わせたくないからって反対してはいたんだけど、私がパイロットに志願して訓練もしてね…それでようやく折れたって訳」 簪「へ~、分かりますよそういうの」 ひかる「でしょう~?」 … 楯無「ぶえくしょん!」 鉄也「どうした、風邪でも引いたか?」 楯無「いや何て言うか…誰か噂でもしてるのかしら?でもそれより…今日は組手で勝たせてもらうわよ!」 鉄也「いいだろう、相手になってやる。たとえ対暗部用暗部の家の当主といえど俺は負けるつもりはない!俺だってミケーネと戦う為にガキの頃から鍛えられたんだ…そう簡単に勝ちは譲らん」 ムチャ「いいぞ二人とも~!」 楯無「負けたら、買った方に苺パフェをおごるってのでいいわよね?この前みたいに!」 鉄也「いいだろう、俺も甘党だしな!」 ボス「おうおう!どっちもやる気満々だわねえ!それじゃあ、レディ…ファイッ!だわさ」 楯無「はあああっ!」 鉄也「つあああっ!」 … マリア「さ、甲児!久しぶりにバイクで競争しましょう」 甲児「おういいぜ!今回は俺が勝たせてもらうからな」 マリア「言ったわね?私だって負けないわよ~!」 そう言ってマリアは甲児の右腕を自分の左腕と組む 甲児「ちょっ、マリアちゃん!?」 マリア「ムフ~♪さあ行くわよ~!」 鈴「わあ…マリア大胆。って、私も人の事言えないか」 箒「な、成程…私もあんな風にすれば…」メモメモ セシリア「…確か甲児さんにはさやかさんがいると聞きましたが…まさか」 鈴「ほんっとに甲児も隅に置けないわね~、あの子確か14歳だっけ?」 セシリア「あ~確か甲児さんがそう言ってましたっけ」 ラウラ「まったく、嫁の事をあれこれ言っておきながら自分もこうだとは…世話の焼ける兄貴だ」 鈴「ちょっ…まあそれよりあの二人って14歳と19歳だっけ?結構年の差あるわねえ…」 ラウラ「…クラリッサが知ったらなんと言うのだろうか?」 鈴「おーい、戻ってこーい…」 因みに鉄也と楯無の対決は僅差で鉄也の勝利。甲児とマリアのバイクレースはマリアの勝利となった *戦闘 一夏「だりゃあああっ!」斬! 円盤獣に斬りつけるが、未だに健在だ 一夏「くっ、仕留めきれねえ!」 箒「流石は円盤獣…硬い!」 洸「おい、反撃来るぞ!」 一夏「えっ…しまっ」 円盤獣「!!」 円盤獣ジンジンがクローを振り上げる! 箒「一夏ーーっ!!」 咄嗟に身構える一夏。だが… ドガ! 一夏「えっ…ぐ、グレンダイザー!?」 デューク「大丈夫か!?危なかったね」 箒「一夏、よかった…大介さんとグレンダイザーが庇ってくれなかったら危なかったぞ」 一夏「そうだな、大介さん有難うございます」 デューク「どう致しまして。援護防御には僕らが向いてるしね」 一夏「流石は宇宙合金グレンのダイザー…マジンガー並みに頑丈だし、大介さん共々頼りになる」 デューク「それはどうも。…円盤獣め、今度はこっちの番だ!反重力ストーム!」ズオ! 甲児「デューク!マジンガーZで力貸すぜ!大車輪ロケットパーンチ!」ブオン、ブオン、ドドシューッ!(腹部貫通) ドガアアア! 一夏「すげえ…いつもながら何てパワーだ」 箒「これが超合金ニューZで生まれ変わったマジンガー…」 鈴「ちょっと、あんた達大丈夫!?」 一夏「おう、大介さんと甲児のおかげでな」 鈴「そう…本当に凄い頑丈さとパワーね。あたしの甲龍もパワー型だけど流石に負けるわ」 とかやってたらミニフォー軍団&新手の円盤獣来襲 デューク「ベガ星連合軍め、増援を出してきたな」 甲児「ここは引き受ける。デュークは右翼を!」 デューク「了解だ」 甲児「さて…ルストハリケーン!」ブオー! 箒「陣形が乱れた、チャンスだ!」 一夏「だあ!」斬! 鈴「乱れ撃ちゃあ!」ドドド! … シャル「くっ!流石に数が…ん!?」 デューク「危ない!」ドガ! シャル「え…大介さん!?」 デューク「大丈夫か?」 シャル「は、はい!(一夏もだけど大介さんもかっこいいなあ…)」 終 大介さんかっこいいって話
2016-10-25 05:15:24 +0000