退(さがる)が遅れてきたワケではなく。ええ。当方が。
これまで漫画もアニメも何度かチラ見する機会はあったが、全く琴線に触れなかった。
ふとスマホで原作の無料配信を読み、あれよあれよと転がり落ち、現在やっとこさ50巻まで読破。
アニメはイメージ相違の為、今のところ封印。絵は綺麗だし、最新刊まで追い付いたら観るかも。
銀さんは別格として、退がお気に入り。それにしても、退と書いて、さがる、とは随分な当て字。
原作と並行して二次創作系にも手を出してしまい、付かず離れずお楽しみの波に飲まれている。
わりとマニアックな作品を渡り歩いてきた身としては、人気のある作品とはオンでもオフでも話題やネタが溢れていて圧倒される。
古本屋や同人誌販売店やアニメショップの棚に常に何かしら並んでいるし、ネットで検索すればピクシブ始め二次創作やオークションやニュースが引っ掛かる。誘惑も多い。
昔は即売会に行かなければ同人誌は入手困難だったし、グッズの種類も販売経路もここまで豊富ではなかった。
海外と日本というくくりで見ると、やはり日本のこの妄想力、空想力、想像力、そして創造力は凄いのだろうな。
原作が生まれる土壌、そこから派生する諸々。時間と空間と経済が、それはもう楽しげに、ぶんぶんまわる。
かくいう当方も、流れに逆らうことなく、うっかりどんぶらこ。退にどんだけ費やしているのか。
実在しないのに、他のキャラも好きなくせに、無責任に、こんなにも愛でたくなるのは何故か。
思いっきり出遅れて、今更感満載だけれども、絡め取られたら逃げようがない。
♪いいさ、つきあってあげるよ。あの娘が来るまでだろ。気にすんじゃないよ。
2016-10-16 17:47:34 +0000