2017/2/28・・・終了
足りない色の見つけ方【illust/59142001】
「バッジ付けてるとさ、なんていうか…強そうに見えない?」
「カラフルとかモノトーンとかそういうのどうでもいいよ。中身が大切なんだ」
雨ヶ谷 澄春(あまがや すみはる)ダーク高等部2年生/16歳/164㎝/4月6日生まれ
一人称・おれ 二人称・あんた、名字呼び捨て、名字先輩 先輩には敬語でお話。
ネガティブこじらせたゆるゆるパーカー男子。ほんのりヤンデレ。太らない体質。
成績と体力は中の中で中途半端です。(元気になると多少上がるようになります)
スナック菓子(特に辛いもの)の他にはジャンクフード、ハンバーグ、スイートポテト、サイダー、芋全般が好きです。
------------------------------------
死亡、R18GはNGとさせていただきます。それ以外でしたらどのような扱いでも構いません。
のんびりまったりマイペースにTwitter中心のお絵かきやお話などになるかと思いますが、pixivでも交流していきたいなと思います。
既知設定などお気軽にどうぞ。その他友人や犬猿、相部屋さんなどの関係もメッセージで募集しています!
------------------------------------
🍀素敵なご縁に恵まれました♡
三門 迷先輩【illust/59524025】(三門先輩→迷さん)
▼---
教室に入って望む席は無いかと辺りを見回すとカラフルなそれが目に入った。これは…シールだ。こんなに沢山…!ノートいっぱいにすごい数だなぁ…。無意識のうちにまじまじと見ていたんだろうな、ノートの持ち主はこちらに気付いていたようで話しかけられてしまった。あぁ、ごめんなさい人のものを勝手に見ちゃって…!
内心びくつきながらも相手に謝ろうとした言葉は驚きにより飲み込んでしまった。
「…え、な、何でそんなこと知ってるの?」
-▼--
一度ならず二度も失礼なことをしてしまった。その人は三門迷さんと言うらしい。おれより一つ上の先輩で、あの時は驚いてついタメ口になっちゃったんだけど気分を悪くしていたらどうしよう…。そのうち暗殺されるかもしれない…。なんて思っていたらどうやら気にしてはいないようだった。むしろ度々話しかけてくれたり気にかけてくれて…おれに関わっても良いことなんて無いのに。
不思議な人だなぁ。…悪い気はしないけどさ。でもスナック菓子は返してください。
「美味しければなんでもいいじゃないですか…。」
--▼-
どうしたんだろうおれ。最近三門先輩を見てると変な感じがする。…あ、ほらまた。
先輩の友達かな。楽しそうに話してる。良いなぁ…。おれも、…………変なの。先輩にとっておれは話し相手の一人にしか過ぎないのに。おれだけを見てて欲しいと願う欲張りな自分に困惑した。それに心臓が痛い。
「何でもないですよ…本当に。」
---▼
これは憧れなんだ。世渡り上手な先輩に羨ましさと尊敬を感じてるだけでただ、憧れてるだけ。
そう言い聞かせてももう手遅れだった。あぁ…どうしよう。迷惑に思うかな。もう話してくれないかな。そうなったら嫌だな…。色々考えてしまうけれど、そんな不安は三門先輩といれるだけでどうでも良くなってしまう。
末期なのかもしれない、自分に都合の良い幻聴まで聞こえてきた。
(……え、え?)
視界がチカチカする。心臓の音がうるさい。すごく、すごくあつい。どうにかなってしまいそうだ。
それって本当に本当なんですか。
「…ご、めんなさい。すごい嬉しくて、あの、先輩には申し訳ないと思うんですけど、おれ、おれはずっとが良いです。先輩とずっと一緒にいたいって思っても…欲張ってもいいですか?」
溢れる気持ちが、溜め込んでいた気持ちが抑えられなくて、気がつくと涙を流していた。
「本当に、おれで良いんですか…!」
すこしの不安と期待を込めて。
------------------------------------
Twitter【twitter/m48ru】
何かありましたらメッセージ・Twitter等からお願いします。
CVタグありがとうございます。ぴったりな感じがしました嬉しいです!
キャプション不定期更新。
2016-10-15 16:37:56 +0000