゚*。☆星が落ちた処☆。*゚
【illust/58559310】
2人目失礼いたします。
◆市蔵 夜尭(イチクラ・ヨダカ)
研究員|29歳|178cm|8/27|
一人称:俺
二人称:君、~さん、名字呼び捨て
天文学専攻の研究員。
幼い頃、自分の名前と同じ「よだかの星」をきっかけに宮沢賢治と星に魅せられた星馬鹿。
自室には読み込んでボロボロになった宮沢賢治の本がある。「銀河鉄道の夜」が1番好き。
星と研究のこと以外は基本どうでもいい。他人からどう思われているかもまったく気にしない。
「星は空にあるべき」とは思っておらず、戻ったらいいな程度の心持。
寧ろ子供に宿ったことで間近で研究できるので、これはこれで有り難いと不謹慎なことを思っている。
◆担当者様
11/16:素敵なご縁を頂きました!
塔坂エリ君【illust/59633537】君→エリ
担当の子として対面した時、気になったのは彼の周りを舞う星よりも、カルテに記された性別と異なる姿をしていたこと。
しかしデリケートな問題でもあるし、異性装は最近は珍しくもないかとスルーしてみれば顔を真っ赤にして否定をされた。
子供の考えることはよく分からない。それが第一印象だった。
「じゃあ症状が他に出てないか確認するから上の服脱いで。……いや診察だから」
「まぁ、君から星が消えたら俺も困るし、戻す必要はないんじゃないかな。(戻せるかも分からないし)」
「今は食事に行く時間が惜しいから……あとでちゃんと食べるよ。
とりあえず糖分取ってたら人間死なないから大丈夫だって。君も食べる?」
「変か……まぁよく言われるけど。でも君を誰かと比べたところで、結局そこに意味はないしな。
エリはエリのままでいいと思うよ。――あれ、星の輝きが増したな。熱でも出た?」
事前では悪戯ばかりする問題児と聞いていた。実際にいろんな悪戯の餌食にもなったけれど、接していく内に見えてきたもの。
気付けば目は星ではなく彼自身を見つめるようになっていて、誰かが傍にいることに違和感を覚えなくなった。
寧ろ、今は小さな気配が心地いい。
しかし心が通い始めても、まだまだ衝突は絶えなくて。切っ掛けは小さないざこざだった。
彼の流した涙の中に星を見つけて、覚えたのは高揚ではなく背筋を伝う戦慄だった。
「ちょっと待って、エリ、涙に星が……よく見せて。やっぱり星だ、星が……一体いつから? あっエリ、待て!!」
(症状が増えたとしても、サンプルが増えるだけだって思ってた、のに……変だ、手の震えが……何なんだ……)
「だったら泣かなきゃいい。無理してサンプル提供しろとは言わないよ。大丈夫、泣かなきゃ星は零れないんだから」
泣きじゃくる彼を見て、改めて思い知る。今、自分の中で星よりも彼の存在の方が大きくなっていることに。
星と共存できる道はないのか。星は子供を害するものなのか。
星を特別に想う彼から、星を取り上げねばならないのだろうか。
でも、たとえそうしてでも、彼を守りたいと思う自分が、確かにそこにいた。
「泣くな、泣かなくていい……いつもみたいに笑って悪戯すればいい。君は君らしくいるのが1番だっていっただろ?」
(でも、いつか俺は君を守るために君を泣かすのか……?)
◆関係募集
現状CSのみの参加で考えておりますが、お声かけ頂けましたら交流したいと思っておりますので
ビビッと来た方はお気軽にお声かけ頂ければ幸いです。
年齢・性別は問いません。2人でいてお話が浮かぶようなご縁があれば幸いです。
詳しい関係はペア成立後に相談できればと思います。
最初は子供に対して関心は薄いですが、関わるうちに星ではなく子ども自身を見つめるようになるかと。
10月後半~11月7日までオフの事情で浮上率低下します。
友人・知人・血縁などの既知関係もお気軽に。
有り難くもメッセージを頂けた場合、お返事は即日~2日以内にはお返しいたします。
それ以上反応がない場合は、お手数ですが再度ご連絡ください。
遅筆のため、お絵かき交流よりはメッセージやTwitterでのお話がメインになります。
企画終了後もお話していただける方だと嬉しいです。
よろしくお願いいたします。
◆お借りしました。
【illust/40073300】
2016-10-13 11:31:54 +0000