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「もし何か見えても、誰にも言わないと約束できるかい?」
意味ありげな言葉を呟いて、彼は試すような視線をその女性へと向ける。
「あなたがそう言うのなら、そうすると約束するわ」
濁したような言葉に、彼は少しいぶかしげになるが、
「信頼してるからね。変なウソをつこうにも、私の前で偽った感情はすぐバレちゃうでしょう?」
彼女はただ、柔和なほほえみで答えただけだった。
「ところで顔の付いたモノって」
「えーっと…みんな『イクラ』って呼んでるね」
「……は?」
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【illust/59016953】の続き的なアレでソレ イクラ探しをお手伝いします~
*レイールさん【illust/57708350】 協力【illust/57708250】
2016-09-19 16:26:04 +0000