❀花冠を戴く者【illust/55830776】
こちらは第四期からの新規家系でお邪魔します。
9/5 メッセージ一件返信致しました。未着の場合はお手数ですがお知らせください。
「はろー!私カペラって言うの。ぎゅるるる・・・ところで美味しいお店知らない?」
「私の一族は歩くお手紙って言われてるんだ。まー私はお手紙やったことないんだけど!君のまねっこなら朝飯前だよ、あーあー」
❀カペラ/女/16歳/155cm
一人称:私/君、~くん
所属:彩の国(知:0p/武:1p)
種族:コトハコビの一族
差出人の声をそっくりそのままに届ける能力を持つ。
まさに"手紙"そのものの役割を担うが、流れる雲のように気まぐれな気質の者が多く、きちんと届けるかどうかは彼らの気分次第。
本気を出せばとても足が速く、大昔は戦の伝達役として一役買っていたようだ。
スキル:【声帯模写】人の声をそっくりそのまま模すことが出来る
モットー:便りがないのは良い便り
趣味:食べること
楽天家でマイペースな性格。フレンドリーで年上にも物怖じしない。
食べることが好きで、各国を渡り歩きつつ美味しいもの探しをしている。
よくお腹を空かせており、彼女の悩みと言えばそのくらい。生まれてこの方、平和になった世界を存分に謳歌している。
❀9/5 素敵なご縁を頂きました!蓬さん【illust/58752245】
陽の国へ出かけたある日のこと。
美味しそうな匂いにつられて寄り道していたら、すっかり迷子になってしまった。
歩き疲れた頃にはすっかり空腹で、ぐーぐーとお腹が悲鳴をあげている。
「何か食べるもの・・食べるもの・・・あれ・・・お花が歩いてくる・・・おいしそう・・・!」
パクッ
途端に驚きの声が上がって、それが青年の角に生えた花だったことに気づいた。
失礼を詫び、とてもお腹が空いているのだと告げると、彼はパン屋さんへ案内してくれるという。
彼はこの国に住んでいるんだそうで、命を救ってくれた(大袈裟だがカペラにとっては死活問題)
彼にはまた後日、何かお礼を持っていくことにしよう。
「そういえば、お名前聞き忘れちゃったなあ」
まあいっか、また会えるのだから。
それから一週間あまりが過ぎたある日。
いつだったか、陽の国で食べたパンがとても美味しかったなとカペラは意気揚々と家を飛び出した。
市場のいい匂いにつられ、両手いっぱいに果物を頬張っていると見知らぬ青年に声をかけられた。
「? 君は誰?なんで私のこと知ってるの??」
そう答えると彼はひどく悲しそうな顔をして、足早に去ってしまった。
何か、何か大切なことを忘れている気がする。知らないはず、でも何か・・・
彼は、彼はーーー。
それからまた数日後。
あの日からカペラはずっと彼を探していた。
彼の悲しそうな顔が忘れられなくて、何を忘れているのか、それがどうしても知りたかった。
「!!ねえ!この間はごめんね、私きっと君のこと知ってるの!でもどうしても、思い出せなくて・・・
君のことが知りたいんだ、教えてもらえないかな?」
すると彼はぽつりぽつりと、自分の体質のことを話してくれた。
以前助けてくれたのは彼だったこと、それから、蓬という名前も。
「そっか、じゃあまた忘れちゃう前に会いに来る!これで忘れないでしょ?
次に来る時はお礼も持ってくるよ!彩の国にも美味しいお店がいっぱいあるんだ!」
忘れてしまうなら、何度でも会いに来ればいい。
また彼を悲しませることなんてしたくなくて、今度は喜んだ顔が見てみたいと思った。
彼をもっと外の世界に連れ出してあげたいと、そんな風に感じるようになっていった。
「忘れないよ!それに蓬のこともっと知りたい、私のことも知ってほしいの!」
「ね、蓬もいつか一緒に行こう!お話だけじゃなくて、自分の足で、目で色んなもの見つけに行こうよ!きっとすっごく楽しいから!」
「あのね蓬、私はここに居るよ。大丈夫だよ、これからは君の隣にいる!
だから一緒に色んな所に行こうよ!美味しいものもいっぱい食べたいし、忘れられない思い出いっぱい作ろう!」
蓬さんへ→【illust/58913031】
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婚姻に関しては所属、種族等を問わず結ばせて頂ければと思っております。面白そうなご縁がありましたらぜひ!
ありがたくもメッセージを頂いた場合、お返事は即日、2日以内にお返し致します。
何かピンときたものがありましたらお気軽にお声がけください。
※キャプションは随時変更致します。
2016-09-03 12:30:34 +0000