【花冠】ムム【第三期】

おくら
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花冠を戴く者【illust/55830776】に第三期からお邪魔させていただきます。どうぞ宜しくお願いいたします!

✦ムム
19歳/女性/146cm
所属:陽の国
クラス:占術師(知力pt:1/武力pt:0)

✦スキル
【森羅の矢】クマノヤ族が持つ、弓さえあればこの世に存在するあらゆる物質を矢の形にして放つことが出来る能力。
      また、人が持つ想いを矢とすることも出来、純粋な好意や恋愛感情を伝えたり、憎しみなどの悪感情までも相手にぶつけることが可能。
【狂イ熊】かつて魔王に操られていた頃の後遺症。思考回路の根幹を歪められたまま封印され長い時が経ってしまったために、人や動物などの生き死にに対する狂った価値観がまるで呪いのように残ることとなってしまった。

✿素敵なご縁に巡り会えました!
雪の国所属:アナム・シャオマオ=コルノさん【illust/58310260
「ああ、いいのいいの。おれも半分趣味みたいなところあるから、このあたりで迷った人にお節介焼くの。
 いろんな国から来た人の話が聞けるから楽しいんだよね。……へえ、そうなんだ、雪の国から……あはは、奇遇だね!おれもこの格好のとおり、あそこの出身なんだ。わかるよー、ここの暑さはこたえるよねえ…おれも最初はつらかったよ、うん。
 まあとりあえず、ここで少し休んでいきなよ。またご飯も作ってやるからさ。その代わり、味付けはまたムムさんプロデュースですけどー!おいしいと思うんだけどなー、なかなか理解されないんだよな。なんでかなー」

「…へえ、生きてる人には占いを、死んじゃった人には魂の穢れを…って、すごいな。おれもほんの少しならまじないができるけど、せいぜい今日はあっちの方角にいい獲物がいる気がするーとか、その程度なんだよね。
 それに、死んだ人にはおれはなにもできないし、むしろ………いや、なんでもない。
 …ね、もう日も落ちてきちゃったしさ、よかったら今日は泊まっていかない?アナムの話、もっといろいろ聞きたいんだ。ほら、アニャムもあそこですっかりくつろいでるし」
(………あれ?なに言ってるんだ、おれ)

魂穢拭の一族。
アナムからそんな民族の話を聞いて、おどろいた。
おれは奪ってばっかりだけど、アナムは理不尽に奪われた人や、最後まで願いを叶えられなかった人、今道に迷ってる人の心を慰めて、助ける力を持ってる。
それはアナムが引いてる血のこともあるけど、それだけじゃなくて…きっとアナムが“そういう人”なんだ。
それが眩しくて、あったかくて。
アナムが人の魂をきれいにしてるところを見てると、なんだかついでにおれまできれいになった気がして。
ついついアナムの傍を離れられなくなってしまっていた。
――そんなの、しょせん錯覚にすぎないのに。


「……違うよ。本当に強いのは、本当に優しいのは…アナム。人のことをそうやって信じて、見守ることができる、君の方だよ。
 おれは、そんな風に君に信じてもらえるような人間じゃない。おれの優しさなんて結局上っ面だけだし、根っこは今だって、あの頃となんにも変わってないんだ。
 君が言うような正しい道なんて、おれの前には用意されてない。
 おれにできるのはあきらめることと、それから、堂々巡りの道で流されて、ぐるぐる回り続けることだけ。
 だってあの日、おれの中に流れ込んできたものに負けた時に、おれはそれを自分で壊してしまったんだ。
 おれの道はとっくに行き止まり。選ぶものなんて、ないんだよ。

 ……あはは、だからさ、おれほんとは、それがアナムにばれるのが怖かったんだよね。
 もしかしたら、本当はとっくにばれてたのかもしれないけど…でもおれ、アナムの隣にいたかった。
 本当はそんな資格なんてないってわかってたけど……少しだけ、夢を見たくなっちゃったんだ。
 だっておれ、アナムのこと、………好きになっちゃったから。
 おれの道が、アナムの隣に続いてるような、そんな道だったら、よかった」

「……もー、ほんと、ずるいよ……。そんな風に言われたら、せっかくあきらめようと思って頑張ってたのに、またあきらめきれなくなっちゃうじゃん……
 おれ、ほんとにアナムのこと好きなんだからね!?あとでやっぱりムムの傍にいると危ないから無理ーなんて言っても、もう離してやらないんだからね!?
 いやアナムはそんなこと言わないってわかってるけど、だから好きになったんだけど!じゃなくて――ああもう!
 ……なんかもう、ほんと、まだ夢見てるみたいだよ……。」

「…今だから言えるけど、本当はアナムを初めて泊めた日、一睡もできなかったんだ。
 眠ってる間に“ほんとのおれ”がアナムを傷つけちゃうんじゃないかって、怖くてさ。
 …でも、無駄な心配だったな。だってほんとのおれなんてアナムにはとっくにばればれだったんだろうし、
 それに、うん、そうだね。おれ、アナムには食べられる側だもんね?」

「…あ、それと、ひとつだけ訂正ね。ムムさんはですねー、もう既にじゅうぶん幸せです!」


✦種族
【クマノヤ族】雪の国の狩猟民族のひとつで、あらゆるものを矢として獲物を狩り生計を立てている。
       熊耳のついたフードやマントを身に着けているのが特徴。

✦婚姻・既知関係に関して
相性を一番に重視したいと考えておりますので、所属・クラス等問わずピンと来ていただけましたらどうぞお気軽にお願いいたします!
既知関係も大歓迎です。ぜひお気軽に!

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2016-08-06 11:48:36 +0000