「それにしてもやっぱおもろいわぁ。ポ.ケモンがおらん世界もあれば、そっちみたいにおる世界もあるんやからな。」
色彩豊かな青年の瞳が興味深く揺れた。その隣で男はくわえていたタバコの紫煙をゆっくりと吐き出し笑う。
「あぁ、思ってたよりもこの”世界”ってもんは複雑だったみてぇだな。」
「でもまぁ、まさか自分がポ.ケモンになるとは思わなかったやろ?」
朗らかに笑いながらそういう青年を見ながらまぁな、と男は短く返事をする。モノクロの体毛に覆われた自分の前足を見て、また自分が置かれている状況の特異さを改めて考えるのだった。
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こちら【illust/57853395】で交流をして頂いたのでそのお返しをば!!
お借りしました!
ドミノさん【illust/57708498】
ロイド【】
2016-07-22 16:29:32 +0000