【人形日】A【第五場面】

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 【人形館の安息日】†【illust/54961214

「答え合わせしよう」

「おれのことはみんな琥珀(アンバー)って。なんでもいいけど――
 ユーリって、そう呼ばれるのはここに来てからが初めてだな」

  A : アンパサンド・サー/男/142cm/†5 )
  ▶ 予感:2/逃避 ▷ user/5111472
   たいせつなもの:8/面 ▷ illust/55606677
   おもいだしたもの:3/炎 ▷ illust/56400807
   ギフト:2/火の呪い ▷ illust/56964233
   確信:0/自由 ▷ illust/57432136
  ▶ 【爪痕】:illust/55578542
   【情動】:illust/56116719
   【再起】:illust/56831652
   【帰依】:illust/57185675

「おれにとっての自由はきっとここなんだよ」
「そうじゃなくちゃ」

「いったいおまえは何者なの」

魂の共鳴
You are, † illust/57770863

 貰った耳飾りが静かに掌の中で震えていた。
 耳鳴りがして、震えているのは自分だとわかったけど、目の前の女の人には気付かれまいとした。
 「かっこよく、男らしくいなくちゃ」という声が 脊椎を撫ぜるように、脳の後ろで低く響いていた。

 駆け抜けて、一寸。
 その清らかなステップを、その裾の煌めきを、おれは必ず一度、目にしたことがある。
 “ここ以外のどこでもない”、“どこか”で !

 「おれは、アンパサンド・サー。こればっかりは変えようもないことのはずだけど、
  でももしかしたら、その「ユーリ」もおれなのかもしれないって」
 「だってその、あんまりにも鬱陶しくてわざとらしくて巫山戯たやつは、
  どう考えても悲しいことに、「おれのなりたいおれ」なんだもの!」

 「おれが解いた腕だから、おれはその先を見守りたいよ。
  でもね、すこし。すこしだけ。その手の引くのが、おれの片手だったらとも思うんだ」
 「やりたいことなんて、わかんないよ」
 「それでも一緒の景色を見たいって言うなら、きみはおれを連れ出してくれるって言うの?」

 「新しいところにいよう。埃を被ったんじゃ切ないよ」
 「きみの心音に名前を付けたいんだ」

 「ユークレース」
 「おれ、ずっとかっこよくなるよ、いっとう近くで見てて。
  目を逸らしちゃだめだからね、きっと見逃してしまうよ」

 

 ▶ 共鳴について
 ※[ED2:残留]選択中
  初めましての方も、また会ったねの方も。また、共鳴の内容によっては選択EDを変更します。
  前期までは彼の憧れの姿が館をうろついていただけであり、前期までのお相手さんの記憶はほぼないことをご留意ください。
  メッセージ類のお返事には最短では即日中に。最長で3,4日程、お時間を頂きます。
  メッセージ送信から丸2日経ってもタグに動きがない場合は、お手数ですが再送をお願いします。

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2016-07-10 13:01:46 +0000