【花冠】アルシライラ【第二期】

はちお
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企画元様:花冠を戴く者【illust/55830776

アルシライラ・アズライル
16歳/女/160cm/陽の国(知力:3pt/武力:0pt)

アズライルと星連れの民の娘。
リ・ク教の巫女で修行中の半人前。現在は、兄と蒼月の日を見に行く為共に旅をしている。
社交的で好奇心旺盛。初めての外の世界に見るもの聞くもの全て珍しい様子。

家族:
父(陽の国):カロン【illust/57252381
「父様、そんなに心配なさらなくとも大丈夫です。大丈夫、大丈夫。」
母(陽の国):クシャナシーシャ【illust/57416647
「ねぇねぇ母様、その、王子様のような方もきっと外の国にはいらっしゃるのでしょうね?」
兄:カロシャユグド【illust/57715640
「お兄様、歌比べをしましょうよ。今晩こそは私のほうがたくさんシビを集めてみせますよ。」
「まぁあれをご覧になって!私はじめて見ました。」
「お兄様はいつもこのような旅を?話は聞いておりましたが羨ましいです。」


種族:アズライル
黒い猛禽の羽、額に魔眼を持つ種族。
一族代々、リ・ク教の神殿に仕え、死者を弔い祈りを捧げてきた。
昼は盲いており何も見えないが星明かりの下ならば千里を見通す視力を持つ。

星連れの民の血が入ったことにより、アルシライラの姿は昼間、他者から見ること・触れることができない。曇りの日や日陰など日光や灯りの届かない場所ならうっすらと見えることもある。会話は可能。
他者から見える姿と同様に、強い光の元では盲目に近い弱視となるため、昼間は人気のない場所で瞑想していることが多い。
星の様な生き物「シビ」を歌で集めて灯り替わりにしているが、彼女はそれを売ることはせず、親しくなった人には小さなランタンに入れてこっそりくれる。
夜の礼拝後はシビを集める歌を歌っていることが多い。

引継種族:
アズライル【illust/57252381
星連れの民【illust/57416647

<スキル>
◆アウル・アイ:人の死が視える魔眼。能力の顕現には個体差がある。
アルシライラは人のもつ寿命が見える。その人物の周りに星屑のきらめきが見え、その量や輝きで死期を視ることができる。
予言をききに神殿に詣でる人間は増えたが、余程でないと死期を予言することはしない。

◆星連れの歌:星の様な見た目をした意思の無い生き物「シビ」を扱う、星連れの民のみが歌える歌であり,「シビ」を集めることができる。
「シビ」… 石の塊を核として光が集まった意思のない生き物
      核の大きさによって「シビ」自体の大きさも変わる
      核は砂糖の様な塊であり,小さく崩すと金平糖の様な形の甘味となる

◆星降の鎮魂歌(スターレイン・レクイエム):死者の魂を安寧に導き残された者を慰める歌。生者が聞くと精神沈静と治癒能力促進効果がある。本人の治癒能力に寄る為死に至る傷の場合は効果がない。小さな切り傷なら直ぐに治るという程度。
アルシライラが歌うと「シビ」が舞う為星が降ってくるように見える。

婚姻させて頂きました!ありがとうございます。
きらめく白銀つめたく陽気な歌うたい
ミュールさん【illust/57672076

蒼い月の昇った、あの日の次の夜でした。
お兄様と別れてしまって寂しくて、いつものように歌っていた時のこと。
夜には聞こえないはずの鳥のさえずるような声。
きらきら、彼の「表面」がシビの明かりに白銀にきらめいていて。
雪ダルマなんて初めて見たものですからびっくりしてしまいました。
「まあ、あなたはどなた?歌がお好きなら歌いましょうか。」
とっても陽気で楽しくて。別れる時間が惜しくて。
歌を教えてほしいというのだから、少し悪い癖がでてしまいました。
とっておきの最後のフレーズは、
「じゃあ、続きはまた明日、にしましょう」
だって私も明日も会いたかったのです。

「巡礼に旅立たないとさすがに父様に叱られます。」
楽しい毎夜の時間が惜しくて先延ばしにしていたけれど。
うなだれて別れを告げたらミュールは楽し気に返してくれました。
私の沈んだ気持ちをいとも簡単にふわりと浮上させて。
シビの輝きよりも、ミュールのほうがきらめいて見えました。

「続きは、また明日」
合言葉のように言葉を合わせて。
毎晩歌うのも、私が王子様の話をしたら王子様の恰好をしてくれたり可笑しくて。
本当に楽しくて。
ミュールが一緒にいると時間を忘れるよう。
でもね。
出会った時からわかっているの。貴方のまわりの星のきらめき。
貴方の時間の少ないことを。
それでもいいの?
私と一緒にいてくれるの?
「毎日、貴方と一緒にいたいです。また明日も、そのまた明日も私にくれますか、ミュール?」
だってこんなに素敵な雪ダルマは世界中どこを探してもきっと見つからないでしょう?
ずっと母様に聞いた王子様に憧れていたけれど、もういいの。
いいえ。きっとあなたが魔女に魔法をかけられた王子様なんです。
その魔法が消えないことを祈ります。明日も、また明日も。

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2016-07-10 06:13:36 +0000