◇あなたの墓守【illust/56726338】
◇ゼン(Zen)
24歳(外見年齢)/♂/177cm〔一人称:ボク 二人称:キミ、主〕
リング:つけているピアスの先に細い指輪を下げています。言動はあまり墓守らしくないが、主に出来るだけ悔いが残らないよう
やれる事をしたいと思っている。主優先で自分の感情はないものと思っているのでひたすらニコニコしてる。
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聞いた話に過ぎないが主が死ぬ3ヶ月前までは特に決められたこともないので
時間を潰しながらその時を待つだけだ。
一般的な人間の寿命を考えたら数十年くらいだろうか?
…その時間を苦痛で悲観的に捉える奴もいるけど、ボクはそうは思わない。
自分で言うのもなんだけどボクは義務や労働全般がすきじゃないからね。
猶予期間は長い方がありがたいじゃないか。それにあんまり早く死期が来られても辛いだろう?
そういう事で、此処は一つ長い猶予を頼むよ。
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✿good night sweet dreams
アメリア=ラファイエットさん【illust/57690116】
「・・・えっ?まさかとは思うけど・・・もしかしてキミ、ボクの事が見えるの?」
「あっちゃ~~~もう見えちゃったとは・・・思っていた以上に早くないかい?ボクまだ仕事する予定なかったんだけどなぁ~…」
やれやれ…願いむなしく、この時が来てしまった。
まぁ、会ってしまったからには仕方がない…これが運命なのだと受け入れてやるべき事をやるしかない
…ボクの仕事が早まったのは小言の一つや二つで終えられるが、彼女はそうもいかないだろう。
…まだこれからが楽しい人生だろうに。
(これは恨まれても憎まれてもしょうがないな…まぁ覚悟はしていたさ)
「主・・キミに残された時間は後3ヶ月だ。さぁ、どうする?」
想像していたのは絶望や嘆きや怒りそういった類のものだった…
しかし、彼女の目はむしろ先程よりも光に満ちていた
まるで抱えていた荷物がなくなったかのようにそれは晴れやかな笑顔だった。
笑顔で部屋をひっくり返し荷造りする小さな冒険者が、
たどり着く終着点がどこになるかこの目で見たいと思った。
そして、彼女がこの3ヶ月で少しでも多く幸福なものになるように
自分ができる事を探そう。
(--------それくらいしか、ボクにはもう出来る事はないだろうからね)
「旅支度は済んだかい冒険者さん?名乗るのが遅れたね、ボクはゼン。キミの墓守だ。」
(そして、これから始まるキミの最後の旅が充実であらんことを。)
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素敵なご縁を有難うございました。キャプションは随時編集致します。
*不備等ございましたらお手数ではございますがご連絡ください。
2016-07-08 13:36:25 +0000