◆あなたの墓守【illust/56726338】
こちらの素敵な企画にお邪魔させていただきます!
「あなたにとって僕は死の使いそのものですよね…拒絶されても仕方ありません。それでも僕は───」
◆トルシュ(Trush)/外見年齢18歳/166cm/男性
一人称:僕
二人称:あなた、主様、~様
◆主の前では常に笑顔を絶やさず、とても親しげに接してくる墓守。
墓守という立場上、死の宣告をした主に拒絶されたとしても致し方ないと思ってはいるが
できることなら傍で主を支え、主に残された生を少しでも幸福な時間にしてあげられたらと
考えている。
◆リングは両耳につけたシンプルなフープピアスです。
どちらか片方をお渡し致します。
◆素敵なご縁を結ばせていただきました。ありがとうございます…!
ルカ・ベルティさん【illust/57670895】
いつもの場所、いつもの時間
今日もまた彼は独り空を見上げている
「初めまして、ルカ様。
僕はトルシュ、あなたに大切なお話があります……」
突然の死の宣告に多少驚いた様子だったが
何故か少しほっとした表情をみせ、彼は再び空を仰いでいた
その妙に解脱した様子に僕は苦い憂愁を感じた
まだ10にしかならない幼い彼には肉親がいない
孤児院で暮らす彼は同世代の子供たちに比べ、はるかに大人びている
無意識のうちに様々な感情や欲求を我慢してきたのだろう
この子には心を許せる存在が…温かな愛情が必要───そう感じた───
「我慢しなくてもいいんですよ、泣いたってかまいません
僕が傍にいますからね───」
気がつけば僕らは仲の良い兄弟のような関係になっていた
あなたが年相応に子供らしい反応を返してくれるのが嬉しくて
僕はまた話しかける
「ルカ様、髪切ろうとか思わないんですか?
フフ、また女の子と勘違いされちゃいますよー」
あなたとの距離が縮まる反面、残された時間が少なくなっている事に
僕は焦りを感じていた───大切な弟のように感じていたから…
あなたの願いを少しでも叶えてあげられたのだろうか
あなたの心を少しでも満たすことが出来たのだろうか
───あなたと過ごすこの時が永遠に続けばいいのに───
今日もまた、いつもの場所であなたは空を仰ぐ
少しの静寂の中、1羽の鳥が空高く舞い上がっていった
「おやすみなさい主様……どうか安らかに───」
───僕は墓守。‟あなただけ”の墓守。
あなたが精一杯生きた証を未来永劫守り続けます───◆申請について
年齢性別問わず、相性重視でご縁があればと考えています。
ありがたくもメッセージをいただけた場合、3日以内にはお返事致します。
それ以降も返事がない場合は再送していただけますと幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
2016-07-07 17:30:43 +0000