【花冠】イビスキュス【第二期】


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此方【illust/55830776】の素敵な企画に参加させて頂きます

※第二期より新規家系として参加させて頂きます

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イビスキュス【愛称:スゥ】
・所属国:陽の国 40㎝ ♀
・種族:パルテール一族
・一人称:私 二人称:~さん、貴方、よびすて

体に花や草が生え、光を操る事に長けたパルテール一族。
光と魔力で草木を育て、箱庭を作るのが得意。
元々は小さな箱庭ではなく屋敷などに雇われ、大きな庭を手掛ける事を得意としていたが
当時の一族が悪戯好きだったせいもあり、呪いを受け小さな妖精の姿になった

各々生み出すことが得意な箱庭があり、その中で一等咲かせることが得意な花が頭に咲く。
また光を溜めておくランプを必ず一本持っている、ランプもまた個性を出す一つとして大事に扱われている。
満月の夜だけ元の人間の姿になると言われているが、最近ではめったに見なくなった。
溜めておく光の種類は太陽であったり、月の光であったりばらばらである。

【花のもつ効果】
一族の中では花が薬になったり、紅茶になったりする場合もあり
作り上げた箱庭の中の花を摘むことで効果が大きく出る場合もある。

【元の姿】
満月の夜にだけ元の人間の姿になる。
ただし他の種族と婚姻する場合、呪いが解け婚姻する際に元の姿に戻り生きていくか
戻らないまま妖精の姿で生きていくか選べるという。(その場合でも満月の夜には一時的に戻れる)
しかし他の種族より長生きな為、他の種族と婚姻した一族がなかなかおらず
噂程度であり、事実はどうなのか謎。

【その他】
頭に花が咲くほか、髪の毛の一部が花びらであることも特徴。
食事は主に水、普通の食事は時々とる程度。


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◆素敵なご縁を頂きました
コデッタさん【illust/57689753

騒がしい街並みを押しつぶされない様に、踏みつぶされない様に
走り抜ける中で出会ったのは一人の猫の耳がはえた男の人でした

「素敵な猫の耳が生えたそこの人!そうあなた!あなたよ!
 足元、足元にいるの!待って今とぶから、ちょっとまってね…!
 初めまして、私イビスキュスっていうのスゥってよんでっ」

「あなたのお耳もお洋服も全部素敵ね、お店に来る人とは少し違くて気になったの
 あっ、お店ってねあそこの角を曲がった場所で箱庭をうってるの
 そう、お庭を売ってるの興味があったらきてみて?」

「コデッタ、またあったわね!今日はお仕事の帰り?
 …ちょっとまって、そこのあなた!コデッタが黙ってるからって値切らないの!
 正当な対価を支払うべきよ!いくらなんでも安すぎるわ!
 え?黙ってろちびですって?…もう許さないんだから!」

「コデッタに会うと私ばかりお話しして、聞いてもらってばかり
 私の話つまらなくない?時々不安になるのよ?」

街中で出会った彼と最初は偶然の繰り返し、そのうち約束をして会うようになり
幾たびの満月と新月を見送る中でしったのは、彼の先の話、彼の新月だけの姿
そして彼の力や、彼の生き方、自分と少しだけ似ていてそうでない部分
男と会うたびに自身の中で描くひとつの庭が出来ていく事を気が付いていました

「あのね、コデッタ私あなたに前にも話したけど昔の呪いでこんな小さな姿なの
 でも、誰かと婚姻を結ぶことで私は元の姿にもなれる
 昔は元の姿に戻らなくてもいいかなって思っていたんだけど、今は違うの
 元の姿に戻って、コデッタあなたと同じ目線で色んな物を見たいの

 小さい姿ではやれる事なんて限られてるけど、元の姿に戻ったらそうね
 まずあなたの為の庭を造りたい、あとは隣に立って街を歩きたい

 多分今までできなかった事が沢山沢山出来るようになると思う
 今まであなたにたくさんもらったものを、今度は私が返したいの」

「…心残りといえば、そうね。もうコデッタのフードには入れない事かしら
 好きだったのよあそこ、だって誰にも取られない特等席だったんですもの」

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2016-07-05 16:47:59 +0000