花冠を戴く者【illust/55830776】
こちらに子世代を失礼させて頂きます。
▼名前 :シャン
▽年齢 :19
▽性別 :男性
▽身長 :33.3cm
▽所属国:陽の国
▽クラス:占術師/【魔力 3pt】【武力 0pt】
▽種族 :レッリャモッカ族(植物亜人族)
▽スキル:枯れずの根 ―― 暑さや乾きに強い。
力持ち ―― 重いものでもらくらく持てる。
星の瞳 ―― 星型の瞳孔の瞳。少しだけ魔力を帯びている。
(父と同じく見た目上の特徴なだけとなっている)
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植物と人とが混ざった姿をしたレッリャモッカ族の母と、有翼人の父を持つ青年。
父と母に習うように、国中のあちこちの水場や人を守るために飛び回っている。
父譲りの怪力と、母譲りの小さな体の小回りを活かして働いたり戦っている。
意外と知性派(?)なのか、相手の急所を杖で狙う。ぼこぼこ。
(占術師としての力は、明日のラッキーアイテムが分かる程度のもの)
無口だが、大らかで穏やかな性格。
めったに怒らない。子ども扱いされても気にしない。
触手みたいなのは植物の根にあたる部分で、水を蓄えることが出来る。
羽の手入れは日課。お父さん似の自慢の羽です。ぱたぱた。
(無口ですが文字も書けますし話せます。知能は人並。威嚇する時は金属音が口から出ますギィィィ)
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= 大切な家族 =
▽父:シャムスさん【illust/57165087】
「……父さんみたいに、なりたいんだ。 誰よりも、尊敬してるから」
▽母:ギナゥ【illust/57229168】
「…………」(無言で見詰め合っている。何か通じ合っているらしい)
▽妹:ソゥちゃん【illust/57812363】
「……やさしい子、自慢の妹だよ。よく抱っこ、してくれるんだ 」
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▽▼▽ 素敵な御縁を有難うございます ▽▼▽
彩の国: フィリツカさん 【illust/57670599】
いつものように空を飛び いつものようにオアシスへ向かい いつものように誰かを守る。
―― その日も、そんな「いつも」になるはずでした。
ふと、誰かに呼び止められて 小さな青年は振り返りました。
鈴のように軽やかな声に振り向くと、そこには少女が一人。
ここは兄の守るオアシスだという彼女は、見知らぬ青年に対し、訝しそうに接してきました。
ところが、すぐに
『あ、生きてる!君は植物じゃないんだね!?』
青年の体がよほど珍しかったのか その少女は 喜びともとれる関心を青年へ向けてきました。
好奇心を隠さずに真正面から向けてくる少女の姿が、青年には眩しく、
そして可愛らしく映り、気を使われないのもかえって心地よく
矢次に質問をしてくる少女へ小さく応えながら、
青年は心の中で穏やかな気持ちになるのでした。
それが、青年の運命の出会いだったのです。
次に二人が出会った時、少女は以前の態度を謝罪してくれました。
その真摯な気持ちと優しさに、また青年は、少女を好ましく思います。
気にしないで、と青年が伝えると、少女はありがとうと言います。
お礼を言うのは、こちらなのに。
君がたくさん話しかけてくれて、嬉しかった。
もっと君のことを知れたらいいな。
そう思ったのちに、彼は気づきます。
どうやらこの会って間もない少女に、自分は惹かれているんだ、ということを。
そして何度も二人は会い、小さな青年は 己の心に一つの花が咲いていくのを感じました。
彼女に会えた日は嬉しくて、話を聞いているだけでしあわせです。
彼女に会えない日は何だか物足りなくて、ほんの少し上の空。
彼女に会うためなら国の境を越えることに微かな抵抗もなく、疲れも感じることはありませんでした。
彼女への気持ちを、心に咲いた花を、恋と呼ぶのも、
彼にとっては、あまりにも自然で幸福なことでした。
小さな彼にとって、少女はとても強く、眩しい子です。
同時に、強いだけでも、ただ輝くだけの存在でもないことも知っています。
『傍にいて、欲しいな。すきだよ』
そう告げる少女の隣で、彼は、こくりと頷きました。
少女の傍にいて、力になりたい。
それがいつしか心からの願いとなった彼は、
「君が、大好きだから。 傍に、いるよ」
白い羽をぱたりとたたみ、その小さな手で
愛した少女の手に、優しく触れるのでした。
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(※7/6までのメッセは全て返信させて頂きました。有難うございます。お届きでない場合はお手数ですがご連絡をよろしくお願いいたします)
何か不備や問題等ございましたらご連絡下さい。
どうぞよろしくお願い致します。
2016-07-04 09:51:55 +0000