「あぁ? ダンジョン化で生活圏が削れて新しい店と土地が見つからねぇだぁ?
だぁから徹底して唾つけとくんだろうが、ダンジョン化が解決するって前提で動けよ。
どうせ解決しなきゃ枯れるんだ、そっちは考えるだけ無駄なんだよ。
判ったらとっとと行ってこい! 俺より怠けたら終わりだぞお前ぇ」
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【名前】ミノリ(御法)
【性別】♂ 【種族】エイパム
【身長】ちいさめ 【体重】みがる
【年齢】40代後半 【出身】人間の世界
1人称/俺 2人称/お前 3人称/アイツ
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『カダス商会』【illust/57707749】に所属する本部つき営業部長。
各部門に所属している営業担当達を取りまとめる責任者。経営戦略に関わる重要人物の一人。
シルクハット、コート、ジャケットを綺麗に着こなし、大股で歩く姿は凛々しいが、姿勢の悪さとだらけた言動で台無し。
だがその饐えた態度が大人の男の色気だ、とかで商会内のお年を召した女性達には人気があるらしい。
口が悪く言動も不真面目。真剣なのは仕事にだけ、とまでいわれるぐらいだらけている。
「もう歳なんだよ」とか言いながら食事や生活には潤いを求める当たりわりと確信犯かもしれない。
会長に対しても「会長」と呼ばず「ボス」と勝手に呼ぶ。他の従業員や幹部も勝手につけたニックネームで呼んでいる。
営業部長という立場もあってか、会長ほどではないが、カダス商会内では最も顔の広い人物の一人である。
どうやら元ヒトらしい。経歴や過去については全く判っていないが、その仕事ぶりと有能さで追求を免れているようだ。
人間世界において「著名人」「有力者」「権力者」「天才」といった「強力な個人」に対して由来のない激怒と憎悪を感じていた。
彼の哲学において、「強大な個」は「無力な群衆」に轢き殺されるものであると定義される。英雄観、とも言うべきその理論に従い、
無辜の民衆を扇動し、洗脳し、あらゆる大きな組織や個人を引きずり降ろし死に至らしめてきた。
その扇動はカルト宗教や営利組織、地下商団など手段を選ばず、無数の犠牲と破滅を撒き散らしながら強者を抹殺し続けた。
用済みになった愚鈍な連中を集団自殺させるなど、その所業は凶悪の極みであったが、転移した後カイヤグラに発見される事になる。
現在は集団統率などの力を以て人員などを管理し、「モルガン」と呼ばれる特殊な諜報員を兼ねる商人を各所に配置しては商会に貢献している。
「自分が変えられた」事を自覚しており「元に戻る気すら起きない」事実を客観的に観測しているが、特に何もする気はないようだ。
今の自分に満足しているのもヤグラの力によるものだが、それでも全てを受け入れているといえる。
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カダス商会に思いついたおっさんエイパムを投稿!
営業部長として積極的に色んな部署にお邪魔する予定でっす。
2016-07-03 03:35:04 +0000