インフィニット・ストラトスがスパロボ参戦したら 宇宙戦艦ヤマト編

たけじん

ヤマトのワープに巻き込まれたりで事故な時空転移等でヤマトに保護・乗艦した一夏達…当初は客人や雑務要員(何もしないのは悪いと一夏が言いだした)等の扱いだったが「戦える力があるなら」と戦闘にも参加するようになったそんなある日… 赤道祭パーティで篠原が加藤に親父さんと話して来る様促した後 セシリア「篠原さんは気配り上手な方なのですのね」 篠原「まあね、伊達に隊長のフォローとかしてないし」 セシリア「しかもお父様と良い思い出がないにも拘らず、先程の様な話を…あの、よろしければわたくしの話も聞いて頂けますか?」 篠原「ん?いいけど」 ~少女説明中~ セシリア「…という訳なのです」 篠原「成程、そんな身の上がね…ならその親父さんはやっぱり愛されてたんじゃないか?君のお袋さんに」 セシリア「愛されていた?」 篠原「ああ、でなきゃその時一緒にいる訳ないし、婿養子でも結婚するなら尚更だ。低姿勢でも何か光る物があったんじゃないか? そこに惹かれたりとかな…あるいは、何かしらの理由があって道化を演じていた…とかな?」 セシリア「あ…なるほど、そうかもしれませんね…おかげでお父様の事が少しわかったかもしれません、どうも有難う御座います」 篠原「いやいや、こっちこそどういたしまして」 … 原田真琴「うへっへー、あなたなかなかいい飲みっぷりじゃない」真琴、絶賛酔っ払い中 千冬「フフン、こっちもまだまだ負けるつもりはないからな」 太田「ちょ、この二人…」 南部「そろそろやばいんじゃ…」ソロ~リ 真琴「おい太田~!南部~!あたしらの酒に付き合え~!ヒック」ガシ! 南部「いいっ!?」 千冬「そうだぞ~!」 太田「ひええ…」  鈴「メ二号作戦は大活躍だったわね」 一夏「だな…にしても千冬姉は見慣れてたけど、真琴さんもああも酒癖が悪いとはな…」 箒「ハハハ…本当にな。それにしても皆こういう騒ぎが好きな物だなあ…」 一夏「だな…俺のクラス代表就任記念パーティーも、こんな感じだっけ…」 そう言って少し俯く一夏 シャル「一夏?ひょっとして…学園が恋しい?」 一夏「…そんな事はないぜ?」 シャル「ウソ。今の一夏はウソを言ってる。僕にはわかるよ…状況が状況だからやむを得なくて、こうやって戦うのにも慣れてきて割り切ってるって…そう虚勢を張ろうとしてるんでしょ?」 箒「な…そうなのか一夏!?」 一夏「…すげえなシャルは。実は少し…な」 シャル「僕も似た様な者だからね…だから、わかるんだ」 箒「そうだったのか…シャルロットは凄いな…そこまで一夏をわかって、フォローして…」 シャル「そんな…箒だって気を配ればできるよ」 箒「そうなのか?よし、わかった…務めてみよう。で、一夏…正直どうなのだ?」 一夏「…このパーティーでIS学園で皆でどんちゃん騒ぎしてたのとか、懐かしく感じてさあ…それでな。でも、こうなっちまった以上は仕方ないし戻る手段も見つからない…それに、このヤマトやロンド・ベルの皆との旅を、俺達だけ途中で抜けちまうなんて、そんなのダメだって思う。ここでやめたら男じゃねえっていうか…な」 シャル「クスッ、一夏らしいね。日本じゃこういうのは一本気な性格っていうんでしょ?」 箒「ああ、そうだ。それに、それでこそ一夏だ…これからの航海の為にも、今は楽しまないとな」 一夏「ああ!(待ってろよ、学園の皆…俺達はいつか必ず、帰って来る…必ず帰って来るからなー!)」 *艦隊戦― 鈴「やあ!」斬! ラウラ「発射ァ!」ズドン! アンジュ「はあっ!」ドドド!斬! ヒルダ「とっとと墜ちやがれぇーっ!」ズドウドウ! バナージ「そこだ!」ビッシューウ! 太田「右翼の敵部隊、機動部隊の攻撃で数を減らしつつあります!」 古代「よし、第一・第二主砲、発射用意!目標、敵巡洋艦!」 南部「上下角よし!」 古代「ってーー!」 バッシュルルルルル!!…ズガーン!! 沖田「敵艦の動きは?」 雪「残存艦隊、撤退していきます」 真田「恐らく近くの惑星系に基地でもあるのでしょう。そうでないと我々の進路近くから来た理由が…」 沖田「うむ…」 *暫くしたのち、ある日の食堂 鈴「あんた最近さあ、変ったわよね」 箒「え?どう変わったのだ?」 一夏「何ていうかこう…大人びた?」 箒「まあこの旅で色々あったからな…古代さんや島さんみたいな見本がいるしな。それに沖田艦長や古代さんが言ってたんだ、「ヤマトの武器は決して戦う為ではない、身を守る為だ。もし敵と戦闘になったらそれは勇気ある説得だと思え」とな…」 一夏「成程な…重い言葉だよ」 セシリア「それに加藤隊長や玲さん達からも、ファイター乗りの誇りも教わりました」 ラウラ「ああ…それに、波動砲もだ。あれは威力がありすぎるからな…慎重さが求められる。ハッキリ言って核兵器どころじゃない」 箒「何せオーストラリア大陸クラスの浮遊大陸を消滅させて、木星を抉る位の威力だからな…」 一夏「ああ、木星が逆モヒカンになっちまったのには背筋がゾクッとしたぜ」 鈴「ちょ、逆モヒカンってwあんたそれ冗談のつもり?」 一夏「え?そんなつもりは…」 鈴「素で言ったんかーい!」ビシーッ! シャル「アハハ…まあとにかく、あんな強すぎる武器を無闇に使うべきじゃないよね…それこそ滅びや虐殺を起こしちゃう。真田さんや艦長が懸念するのが分かるよ」 千冬「だな…お前達も私も、学ぶ事が多いな」 真田「それはつまり、君達はそれほど大きく成長しているという事でもある」 ラウラ「あ、副長」敬礼 真田「そう硬くならなくていい。兵器を扱うとはいえ、君達は元々は一介の学生と引率の教師だ…巻き込んですまないと思っているが、学生の本分の勉強になり成長してゆくのは良い事だよ…ちょっとした皮肉にも思えるがね」 一夏「真田さん…」 真田「それに我々もこの旅で学ぶ事が多いさ…心構えはもちろん、戦う相手とどう向き合うか」 千冬「…メルダ・ディッツの件もありましたね」 真田「ああ…彼女の件で波紋が広がっている。それに古代や山本のがどう接したかも…」 一夏「俺…古代さん達みたいに、例え敵対した異星人同士でも分かり合えると思います。最初は同じクラスでも一触即発だったセシリアやラウラとも、こうして分かり合えたんです…それに、ゼントラーディやメルトランディだってそうですよ」 早乙女アルト「ああ、確かにな…」 シャル「アルト?」 アルト「そうやって分かり合えたからこそ、ランカやミレーヌ達がいるんだ…なら俺は、その為の歌や対話を届ける為に飛ぶまでさ」そう言ってカレーを食べる ラウラ「アルトの言う通りだ…対話や歌での和解を私も学んだ」 一夏「ああ、ランカやシェリル…ファイアーボンバーや刹那達が聞いたら喜ぶだろうな」 シャル「フフッ、そうだね」 … 徳川「お?ここにおったか」 千冬「機関長?」 徳川「どうじゃね?暇ならこの後、ワシらと一杯」 千冬「ええ、喜んで」 * 千冬「お孫さんがいるのですか?」 徳川「ああ、アイ子といってな…長男夫婦の子じゃよ。これがもう可愛くてな~」 沖田「ハハ、相変わらずだな徳川君は…君は彼らの事でも大変そうだな?」 千冬「ええ…ですが悪い気はしません」 沖田「ああ…ワシらは若者を教え導き、見守ろうではないか」続

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2016-06-24 07:08:27 +0000