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海乃天と地の世界樹【illust/54032140】第５期もよろしくお願いいたします！
■シュトラール・レティーリア・ザイフェータ
■天の民／男／20歳／178cm 一人称：僕／二人称：君、あんた
「この身に宿った呪いの始まりは、今はもう遠い時代の話だけど…解けた呪いをもう一度重ねるなんて、ご先祖様は愚かなことだと笑うかな。…いや、それはないか。だって、この力はそんなに悪いものでもなかったみたいだから。この金色の瞳に映してきた物語は、どれも結末は同じ。夢を抱いた悪魔が、その願いを叶えてもらうまでの幸せなお伽話だ。
さて、僕の物語はどんな結末になるのかな…どうせ世界が滅ぶなら、最後まで面白おかしく書ききってやろうじゃないか」
「今思えば、この力は初めから呪いなんかじゃなかったのかもしれないな。どうしようもない世界を生き抜くための力であり、それぞれが命を賭けても欲しいと願った、譲れぬものを奪うための鍵の一つだったんだから」
荒れた世界を巡りながら気紛れに世の諍いを仲裁して回る、剣も使える銀の魔法使い兼作家。普段は旅をしつつ母の故郷である銀の塔で執筆活動をしている。
真面目で硬派な作品が中心だが、時々書く食に関する書籍はやたらと描写が細かく特に気合いが入っていると評される。また、本人はひた隠しにしているが重度のロマンチストであり伝え聞いた両親や先祖の話をモチーフとした童話も書いている。実話をもとにしているはずだが、口伝で継がれてきたため途中で色々話が大きくなりすぎた節があり、なんだか無駄に壮大で仰々しい描写が多い。こちらは名義を変えてこっそりやっているため、作者は誰も知らない。
銀の塔で書斎として勝手に使っている部屋には両親や先祖の持っていた知識の記録や塔に遺された思い出が集められており、だいぶ雑多な様相だが本人にとっては何より大切なもの。
世界の滅びを前にしても本人は明るく元気に生きているが、歳の離れた妹のことは常に案じており、あまり過保護にならぬよう自制しつつも顔を見るとつい甘やかしたくなってしまう。
■素敵なご縁を頂きました♥
陽魚さん【illust/57526967】
台詞など【novel/6531748】
■父：シロッコさん【illust/56724382】
■母：ファーレン【illust/56792304】
「僕ってそんなに母上に似てる？あー、欲しいものの為には手段選ばないところって…それ父上の実体験だろ。母上の玉砕記録の話聞いてると、ほんとよくやるよなって…ん？どこまで聞いたって、そりゃ全部…うん、全部だよ。
いやー、とんでもない人に捕まったんだな、父上。…でも、そんな面倒な人を選んだから僕はここにいるんだ。巡り合わせが繋いだ命、どんな世でも無駄にはしないさ。僕は僕のやりたいように、終わりの日まで前だけ向いて生きるよ」
■妹：ミストラルちゃん【illust/57579251】
「さて、今日は何が知りたい？ まったく誰に似たんだか、ミストの勤勉さには恐れ入るよ。本当は、そんなに急いで大人にならなくたっていいと思うけど…何かを欲する心は、そのまま生きる力になる。君が欲しいと願うなら、僕の知識はそのまま全部君にあげるよ。
知識はそこに在るだけで、何を選び何を成すかは自分次第だけど…君の綺麗な心があれば、きっと間違えることはないから。…はは、なんでもない。ただの独り言。あー、でも…そうだな、今日は僕にも教えてくれない？ 君が知る、花籠の里に纏わる素敵な物語をさ」
■スキル
【悪魔の血】
母親が持っていた悪魔の呪い。生まれながらに強めの魔力と影を操る力がある。
悪魔の羽根と尾、影から成る蝶の翅を持って生まれたが、成長と共に呪いが浄化されていくことで尾は完全に消え、かつて父が持っており人としての生を選んだ時に失ったという蝶の翅も、浄化の力を使うたび少しずつ薄くなっている。
【金狼の魔眼】
視線を合わせた相手の魔力を奪う金色の魔眼。奪った魔力は花の治癒力に変換できる。父から継いだ浄化能力もこの瞳に宿っており、術者の意志で欲を還元し相手を癒すこともできるようになった。
生まれ持った魔眼は左目だったが、自身に宿った浄化能力と治癒の花の力で呪い自体は成長と共に一度解けている。その後自らの意志で魔獣との契約という形でもう一度魔眼を宿らせ、右目が金色に変化した。母方の姓であるレティーリアを名乗るのは魔獣との契約の意味もある。
【銀の鍵】
母から教わった銀の魔法のひとつで、その名の通り手持ちの銀で鍵を精製する能力。構造さえ理解できればあらゆる鍵を作り出すことができるが、別に悪用するつもりはない。多分。
父に倣って持ち歩いている手帳と銀の塔にある書斎はこの鍵でないと開かない（手帳には著作のプロットやメモが記されている。別名義のものも普通に書いてあるので絶対に他人には見せない）。
戦闘時は剣と魔法を適度に混ぜて戦うが、持っているのは銀製の剣なのでうっかり魔法で銀を使いすぎると丸腰になる。
【花の浄化】
花籠と自身の髪に咲く花に宿る癒しの力。花の蜜には治癒効果があり、怪我から病気まで対応する。魔眼で奪った魔力や他者の欲を自らの花に還元し、癒しの力とすることができる。宿す花はスターチス。幸運のレプリカの血を引いているため、治癒を行うと少しだけ相手に幸運を分けることができる。譲渡の能力は強くないが、本人は強運。
魔力を帯びた花『心花』を花籠に織り交ぜ自身の一部としており、心を決めた相手に花籠の中にある心花を食べさせるという。かつて父が母と共に生きる道を選んだ時、大切にしていた蝶の翅を失ったと聞いているが、果たして自分がその選択をした時に何が起こるのか、興味はあるものの今のところ実行する気はあまりない。
■既知関係など、何か楽しそうなお話がありましたらお声かけ下さい。よろしくお願いいたします！
■ありがとうございました！
ここまでご縁を結んでくださった皆様のおかげでこちらの家系も無事完走できました。
婚姻関係を結んでくださった
90様／シルさん・リグさん
やの様／ウィヴィッドさん・リリィちゃん
ミナイチ様／穏花さん・楽花くん・深花さん
はねでゆ様／シロッコさん・ミストラルちゃん
夫婦としても家族としてもそれぞれ素敵な物語をいただき、毎期とても楽しかったです。本当にありがとうございました！
2016-06-23 13:21:30 +0000