キャラ成長型企画「人形館の安息日」【illust/54961214】
第四場面【illust/56972961】引き続き参加させていただきます!
*7/17‐20:27:メッセージ返信致しました!不着の際にはご連絡くださいませ。
*Stillt(スティルト)* 性別:男/一人称:俺/二人称:お前・呼び捨て
∟ココロのカケラ:3
予感:2逃避/たいせつなもの:無し/おもいだしたもの:2音/ギフト:風の祝福4/確信:???
∟上質そうな衣服に整った顔立ち。粗雑な口調だが悪意はなく、落ち着いている青年。
逃げたかった過去の記憶【novel/6869649】のほとんどを思い出したが、それを受け入れて前を向いている。
過去の自分自身、そして今の自分のために最後の記憶を探している。
*第三場面からの変化*【illust/56880984】
∟リリーベルちゃんと出会って感情をぶつけ合い、その後寄り添い想い合うことを知り精神的に大きく成長した。
苛立ちやすかった気持ちも自ら鎮められるようになり、穏やかな表情が増えた。
∟精神的成長と記憶の影響から見た目も変化。右耳の聴力は回復し、左手には約束の赤いリボンがついている。
∟ピアスになった鐘は以前の能力が消え、代わりにスティルトの意思で鳴らし空間から風を生成することが可能になった。
コントロールすることで攻撃手段にも防御手段にも成りうる。
*行動方針*
∟体も心も今までで一番軽い状態で、積極的に前に進もうとしています。
能力をコントロールし作業室を目指しますが、出会ったドールへの対応は相手次第と考えています。
*第二場面共鳴者:カノンちゃん【illust/56452605】*
∟喜びと安心を分かち合った少女。抱く気持ちは、感謝と友愛。
「…また会えたら、今度はもっと一緒に笑えるって見せてやりてえな」
*第三場面共鳴者:リリーベルちゃん【illust/56771154】【illust/57506819】*
∟再び会おうと約束した少女。抱く気持ちは、強い愛情。前に進む暖かな希望。
「前に進めば、立ち止まらなけりゃ必ず会える。そうだろ、リリーベル」
*共鳴* 素敵なご縁をいただきました!
∟オイジュスくん(イージュオスくん)【illust/57403584】/3追求/2火の呪い/
―人を煽ってはニヤニヤし、自ら攻撃を受けに行く変な奴―オイジュス。
初めのうちは、なんだこいつと頭を抱えたもんだったが…なぜだかこいつとは、一緒にいるのが楽しかった。
軽口を叩いたのも相手を心配して怒ったのも初めてだったし、背中を預けて戦ったのも初めてだった。
「僕も再会したい人はいたしいる。だから全力で君のそれに応えよう。君の『友』として彼女に再会する手助けをしよう」
「お前にも会いたい奴がいるんだろ、ならお前がそいつらに会う手助けは俺がする。
初めてできた『友』のために、一肌脱いでやろうじゃねえか」
気づけば俺達は互いを信頼し『友』と呼び合える存在になっていた。
―イージュオスは…初めて俺が、救ってやりたいと願った相手。
混乱するあいつと、苦しむあいつと、心の拠り所を求めていたあいつと、俺は戦った。
痛みから開放してやりたかったから、ただ純粋に、味方になってやりたいと思ったから。
「オイジュスのともだちだけど僕の味方。スティルトはたいせつ。スティルトのものもたいせつ。味方。傷つけないよ」
「俺も、傷つけねえから。オイジュスは友だが、俺はイージュオスの味方でもある。
だからお前のこともお前の大事なもんも傷つけねえ…絶対だ」
だから気持ちが伝わった時、俺はとても安堵した。
どちらが正しいのか、どちらを選ぶのか―そんなことは、俺にとっては意味を成さないことだった。
ただ目の前にいるオイジュスと、イージュオスと向き合うことしか俺には出来ない。
だけどそのことに、俺は一切の後悔もなかった。
***
思い出した―自らの過去を。最後の結末を。
過去の自分がすでに死んでいたことも、最後に何に憧れ、願いを託したのかも―すべて、思い出した。
不思議と胸は痛くなかった。
風と青い炎が暖かく俺の魂を運んでくれたから、恐れる必要はもう無いとわかったのだ。
逃げられなかった悲しさも苦しさも、それはもう過去のこと。
それがわかったから、俺は―
:ココロのカケラ*確信「憧憬」を得た: 記憶の詳細はこちら【novel/6980416】
*オイジュスくん・イージュオスくんとの物語の詳細はこちら【novel/7017892】
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2016-06-20 13:45:14 +0000