-名前がないときいたときは驚いたよ―
-君の両親ではないからとても悩んだけれど―
-今日からきみの家族だから、きみは僕の特別だから―
-きみに名前を。受け取ってくれるかい―
-「ララン」―
-きみのように可愛らしい果実の名からとったんだ。砂糖煮にするときみの瞳の色になるんだよ―
-気に入るとよいのだけれど―
-それは僕から愛する妻への最初の贈り物―
※ララの実 姫林檎のような実。甘酸っぱい味なので皮をむき、ジャムなどにするとおいしい。
傷がつきやすいので生の実はあまり流通しない。
キレイな赤色なので花冠のようにして飾る人もいるとか。
お借りしました。
大切なお嫁さん
ラランさん(ニハルの子)【illust/57374863】
果報者 シヲク【illust/57239339】
※ブクマコメありがとうございます・・・!
2016-06-16 11:39:00 +0000