【花冠】黒妖番犬族【第一期】

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こちら【illust/55830776】の企画に2家系目を失礼致します。
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素敵なご縁を頂きました!
森の国 / 真赭さん!!【 illust/57414630
「私に名をですか?いや、それはありがたい。丁度主を探していた身です。宜しければ私を貴女の犬にしてくださいますか?真赭様」
「我が君、我が君。毛梳きはありがたいのですが、朝食の支度を…ですから、ほら、私を枕にせず起きてくださいませんか。」
「今日はそちらへですか。では人の方がよろしいですかね。…?なんです、私は貴女の犬ですよ。何処へなりともお供します」

「…いやまぁ、その…僕もまぁ一端の男だったんだなぁと、自分に驚いている所でね。君には色々気づかされるさ
 なに、君の事が愛しいと思っているという事実の事さ。…まほそ、僕は君に触れてもいいだろうか?」
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婚姻に伴い、命名を賜りました。
以降、この個体の名は【 暁 (アカツキ) 】となります。
素敵な名前を本当にありがとうございます(n*´ω`*n)

名前?/黒妖番犬族ブラックハウンド(こくようばんけんぞく)
陽の国/【知力1pt/魔力0pt】/雄/88歳/188cm/占術師

マイペースだが従順で主人思いの犬。名前が無いので「犬と御呼びください」との事。
主人となる者を探して放浪している。野良犬のようなもの。
寿命が100年きっかりなので、自身の最後を預け、最後まで従える主を探している。
本来は真っ黒な四足の獣。普段は物腰丁寧だが、冗談を言う愛嬌も割とある。
頼まれれば何でもやるが、割と家事が好きなのか、日雇いでお屋敷働きをしている事が多い。
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とある屋敷に日雇いで番犬をしていた時だっただろうか。どうにも最近物忘れが激しい。
面白い方だと思った。見目は麗しいのに、大らかで明るくて。
何と形容したらよいものか…魅力的な女性だと思う。思うというのは…そのまぁ…察してほしい。
嬉しそうな顔を見るたびに、呼びつけられるたびに、どうにも放っておけなくて。時間が本当に惜しかった。
前の主には悪いけれど、もう少し傍に居たかったと。生前から常に思っていた。
体内の秒針をへし折って、時間が止まったなら、貴女と共にいられるのではないかと思うぐらいには。

どうあがいても私は犬なのです。だけれどそれ以上に、私は貴女の犬でした。
死後もなお、私は貴女の犬であり続けたい。

いかんせん、老いぼれには時間がない。だからいつか貴女が一人になってしまった時の為に。
私は毎日貴女を待ちます。貴女がいつもの笑顔で他者に幸福をおすそ分けするのを見守っています。
貴女には見えなくとも、私は必ず傍に居ますよ。…何せ僕は、君の犬だからね。

貴女が私に授けてくれた子犬と子狐、その成長が楽しみだと思えるのも。
後に託すのも、何もかもが幸せだ。
さて、生前の私は貴女にしっかりと伝えられているでしょうかね。
きっと君の事だから、何も言わない私に笑ってくれているかもしれないね。

まほそ、愛してるよ。僕と共に過ごしてくれてありがとう。
毎日君といるたびに僕はずっと思っているよ。

君がこちらへ来るときには、必ず僕が迎えに行くよ。約束だ。
暁の名にかけて、君を死後も愛すと誓おう。
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【婚姻・既知関係について】
私事により来期の投稿が不確定のため、申請につきまして基本的に受け身とさせて頂いております。大変申し訳ございません。
もしよろしければ、拙宅の駄犬に名前を付けて頂けたりしたらなぁ…とおもっております…!
主従関係を前提とした婚姻だと嬉しいですが、素敵な出会いがあればなによりです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

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※何かございましたらお手数ですが、メッセージよりご連絡をお願い致します。

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2016-06-13 13:50:28 +0000