オススメされて花子くんをよんだのですが。いいですね土籠先生。いろいろこじらせてる感じが。若センセのころから一体何があって今のほわわキャラになったのか本当に気になる。自分がやっていることは人間の真似事で、この子を心配しているのもただフリをしてるだけなんだって自分に言い聞かせてるくせに自分が見捨てた命をずるずると引きずってしまってる先生。自分が傷つかないように、必要以上に生徒に近くならないように、人間の仮面のうえにさらに偽りの仮面を重ねてるんだねかわいいその仮面をはぎとりたい。
散るはずのない命が消えたその事実に愕然とする。
そんなはずはない。あいつが、死んでしまうわけがないんだ。
受け止めきれない現実に心が壊れてしまう寸前、心の中に響いてきたのは、心地よい声。
「お前はよく頑張ったよ」
頑張った?少年は死んでしまったというのに?
「もう考えなくていいんだ」
…本当に?
「全部忘れて、オレにすべて任せろ」
ふわりと重力がなくなってゆき、俺の意識は暗い底に沈んでいった。
若いころの先生と今の先生、二人とも別の人格だったらおいしいよねっていう妄想です。
2016-06-13 07:26:52 +0000