「…なんというか、まぁ…こんなどうしようもない世界だけどさ。
ほら、よく言うじゃないか。『手のかかる子ほどかわいい』って。ね?」
◆アドニスレースヒェン=ライブライト=J・H=フレーニ(アドニス)
/男/23歳/180cmくらい/天の民/一人称「俺」/二人称「君」
◆「咲人」を父に、「星霊」を母に持つ青年。
穏やかな物腰と、柔和な表情を絶やさない好青年…は外面だけで、
目に見えない「壁」を作ってしまいがちな人見知り。
自身の能力で作った「ガラスの小屋」の中に引きこもっていることが多く、
この世界でも咲く花を、芽吹く緑を…と、品種改良に余念がない。
◆未完の庭園
アドニスが自身の魔力で築いたガラス張りの小屋(≒温室)。
外界とは土壌から隔離した空間の中で、草木が生い茂り、花々が咲き、
中には彼が品種改良を試みているものもいくらか存在している。
その一角には、野菜畑や果樹園、ハーブ園などもある。
植物の繁殖のためという名目で、蝶や小鳥も飼育されている。
だが、そのいずれも、小屋の外では生きていくことはできないだろう。
◆家族
父親(父さん):ハルトリーゲル【illust/56645311】
「…父さんの方から母さんを口説いて、プロポーズもしたって聞いたけどさ…
正直、あの父さんからは想像ができなさすぎるんだよね…」
母親(母さん):ロセッテさん【illust/56713839】
「母さんの畑は、俺が責任を持って守っていくから。安心してくれていいよ」
「…えっ、人見知りが心配? …いやいや。人間関係が面倒なだけだから。
『人見知り』ってのは母さんみたいなのを言うんだからさ、うん」
弟:アデルフィーリャくん【illust/57591868】
「ああ、お帰りアデル。こないだ送ってもらった資料は本当によかったよ。
ごらん、長年咲かなかったこの花に、蕾がついたんだ。咲くのが楽しみだな」
「…なんだ、腹が空すいたのか? 仕方ないな。ニクジャガでも作ってやろうか?」
「『嘘も方便』とは言うけど、あんまり相手を怒らせるなよ。物騒な世の中だし。
………なんだよ、一応は心配してやってるんだよ? これでも『兄貴』だからな」
いとこ:リシアントゥス【illust/57181805】
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❀既知:
なにかとお世話しているいとこな幼馴染のロリスラティスちゃん【illust/57486021】
「…はいはい、今日はチョコバナナのパンケーキな。…って、おいコラ撫でるな。
おっと、食べる前には手を洗え。そして『いただきます』を忘れるなよ。
………なに? 『食べさせてもらうから問題ない』?
生憎と俺はリシアとは違って君を甘やかしたりはしないからな。わかったなら自分で…
あー、はいはい、分かりました分ーかーりーまーしーた! …ほら食え」
「…なんだ、拗ねてるのか。ははーん…さてはリシアに彼氏ができたからか?
君でも拗ねることがあるんだな。珍し…って、おわーッ!?
多勢に無勢って知ってるか!!!??!?!?;」
「はぁ!? 抱っこ!!??? …君なぁ、どこの馬の骨とも知れない…
ことはないけど、とにかく、異性に気安くそういうこと言うもんじゃないぞ。
君は仮にも嫁入り前の年頃の娘さんだろ?」
「………君にいつか『そういう相手』が現れるまで…それぐらいまでなら、
一緒にいてやるよ。心配するな、それぐらいの甲斐性はあるさ」
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🌱【novel/6791185】
◆種族・スキル:こちら【novel/6765880】をご参照ください。
◆ここまでご縁をくださったみなさまに、この場を借りて心からの感謝を!
❀角宿さん【illust/55156352】@葉ユルさん
❀オーロリヴルさん【illust/55559975】@まめばとさん
❀ラックさん【illust/56129331】@白犬さん
❀ロセッテさん【illust/56713839】@ゆーらさん
◆天と地の世界樹さま【illust/54032140】
2016-06-12 05:45:21 +0000