こちら【illust/55830776】の企画に二人目失礼いたします!
「触れるな…傷を負いたくないのならば。…受け入れる覚悟などないのならば。」
「私に武器等必要ない。…この躰が、私の武器だ。」
「…寂しい、な」
イヴァン
(女性/24歳/ガストロノフの末裔)
【ガストロノフの末裔】
雷を帯びた狼と鬼に魅入られた一人の男の末裔。
一族はみな様々な角と、紋様と手のひらに受け継いで生まれてくる。
角や手の色は個人差がある。
傭兵業によって生計を立てている巨躯の女性。
怪力の持ち主で、一般成人男性を腕に乗せることができる。
自らの体の特性を全体的に嫌っており、また誰かを傷つけてしまうかもしれないという恐怖がある。
角には神経は通っていない。角と紋様はうっすら発光しており、暗闇でぼんやりと視認することができる。
認めた相手には砕けた態度を取るが、基本的に冷めた態度を取る。
また、かわいらしい男性や女性を可愛がるのが好き。しかしあくまで"可愛がる"のであってそこに恋愛感情は生まれない。どうしても子供にしか見えないらしい。
6/8 素敵なご縁を頂きました!
血鬼:鬼童 大嶽彦様【illust/57165239】
【他の生命を拒絶する孤独な鬼は、戦場にてもう一人の孤独な鬼と出会う】
初めて見たときは、なんて優しく、そして温和な鬼だろうと思った。彼は常に落ち着いた声で、彼の友人や仕事仲間に声をかけていた。ほぼほぼ初対面である私の足を気遣う、奇妙で優しい男だった。
異性に足を気遣われたのは初めてで、…妙な気分、だった。
次に彼を見たときは、ほんの少し、初めて見た時とは違って見えた。一人でいる彼は、随分と気を張っているように見える。声をかけると彼は笑って答えてくれたが、彼の持つ張りつめた糸のようなものは、緩まることはなかった。
戦場に立つことが長かったと聞く。おそらく過去の記憶が、平和になった今でも彼を縛り付けているのだろうと、私は推測した。…哀れな男だと、思った。忘れてしまえばいいものを。
「…びっくりしただろう?」
彼は血まみれで、私にそう問いかけた。彼の種族は血鬼。血を纏い戦う、修羅の一族。
返り血と、自らの血に濡れた彼は、その空間で圧倒的強者だった。誰も彼を倒せない。鬼としての彼の潜在的な力に、別種族とはいえ私の中の鬼の血すら呼応した。
そして―――それと同時に、彼はひどく怯えていたように見えた。恐れているのか?自らの力に?
それは、…それはまるで、
「…私と、同じじゃないか」
【これは、二人がまだ"孤独であった頃"の、小さな始まりの物語】
「戦いは終わった、次は、我らが次世代を作る時だ」
「私の力を恐れず受け止めてくれたあなたの傍で、私はあなたを支えたい。…フフ、柄にもないことをいった。忘れろ」
「あまりその力を使ってくれるな。…私を置いて逝きたいというなら、別だが」
「私を女扱いするのは後にも先にも、大嶽彦、あなただけだ」
「どうか私から、あの孤独で恐ろしい日々を忘れさせてくれ。もう独りではないと、強く実感させてくれ」
既知関係・婚姻について
既知関係等のご縁はいつでも大歓迎です!婚姻は異国・同国どちらにもこだわりはありません。ただ、お互いの相性重視で行きたいと思っております!
移住などについてはお相手様とお話をして決めれたらと思います!
ご連絡を頂ければ、三日以内に返信させていただきます。
何か問題がありましたらお手数ですがご一報ください。
~キャプション随時編集~
2016-06-04 09:22:04 +0000