◆開催おめでとうございます!企画元様:花冠を戴く者【illust/55830776】
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「赤色は苦手、だって目立つし、血の色に似てるからすぐに怪我してるのかとか熱出してるのかとか聞かれるし......コンプレックスなのよぉ、ぐすん......だ~か~ら~、こっちをじっと見るなあああああああああ!!!!」
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名前:ルベルビル 性別:女
年齢:17歳 身長:157㎝
所属国:陽の国(ID末尾:3) クラス:占術師
ポイント:《知:1pt》《武:0pt》
モットー:目立たないように静かにすることが一番
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◇種族:色染の民(シキゾメノタミ)
小さな羽根を持つ種族。先祖は妖精だとか精霊だとか、羽のついたただのおっさんだとか言われている。
そんなことは一ミリぐらいしか心の中に留めず、彼らは全ての色という色を自分たちの力と信じている。そのせいか全員特殊な体質をもっており、瞳の色に体の色素が支配されてしまう。そのため髪や爪だけではなく、肌やその背に持つ羽根も瞳と同じ色に染まることが多い。
人によっては嫌悪に感じるかもしれないが、この種族の力の源、力を推し量るための目印となっている。
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◇スキル
《コンパビリティ・カラー》
体に宿す色の面積が多ければ多いほど、その色と同じ属性と相性がいい体。ただ相性が良いだけで、実力がなければただの宝の持ち腐れである。
ルベルビルは赤色に染まっているため炎の属性と相性はいいが、染まっていること自体コンプレックスとなっており、誰が魔法なぞ習ってやるもんかと意固地になっている。
《色素支配》
瞳に宿った色が体を浸食する特殊な体質。髪だけではなく爪や肌、果てまで角や翼など様々な体の部位を染めてしまう。
大体5割以上浸食されてるのが色染の民の常識だが、遺伝などの関係で個人差はかなり出るようだ。
ルベルビルは髪と羽、そして手足が瞳の色である赤に染まっている。ついでにお尻もほんのりと赤く染まっているが身内以外知らない。
(※これらのスキルに関しましては強制的な引き継ぎではないこと、色の浸食率・属性に関してもお好きなように設定していただいて構いません。オッドアイなど2色以上になる場合はその2色以上の色が浸食し、場合によっては2つの属性と相性がいい設定が可能となります)
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◇婚姻に関して
素敵なご縁をいただけました!あなたがキレイだと言ったその瞬間、
嫌いだった私の「赤色」が特別だと感じたんだ。陽の国:コリンさん【illust/57207215】
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生まれてこのかた、ずっと赤い色に支配されていた私も目の前に
見える光景に真っ青でいられずにはいなかった。
そう興奮して殴ってしまった、身も知らぬ男の人を。
『だからこれはただの生まれつきで、ケガとか病気とかじゃなくて
……もう、いい加減にしてよぉおおお!!』
――それがまさか未来の夫になる相手の出会いになるとは思ってもみなかった。
「あっ、あ、あのっ。この前は本当にごめんなさい。その、この前の
お詫びがまだだったから声をかけたわけで……お時間はありますか?」
「お菓子が好きなんですか?私も好きです、太るから頻繁には食べないけど。
あっ、そうだおいしいお店知ってるので今から行きます?」
度々会い、あなたのことを知っていった。最初はそれこそ被害者と加害者の関係だった。
それから友人になるまでの時間は短い感覚のような気がする。
そして変化は訪れる。とある日にあなたは言った「君の赤色はキレイだ」と。
「えっ。べべべべ別に、綺麗じゃないし。その、褒めてくれたことは
嬉しいけどお世辞でしょ?わかってるんだから!」
時々、慰めの言葉だったりお世辞でもらうことはあった。
でもあなたからもらった言葉は何かが違った。
言葉にはできないくらいに嬉しかったから。
(………赤い色も悪くない、かも)
この言葉をもらってから、いつも目で追うのはあなたになっていた。
日が過ぎる度に段々と心の中もあなたに染められていく。
「今日も村のためにお仕事してるの?ううん、別に何でもないよ
コリンは恩返しのために頑張ってるんだって知ってる。だから頑張って、応援してる」
口から出た言葉、それこそ世辞だと思った。本当は無理をしてないかとか
辛い思いをしてないかとか、本当のことを言いたくたまらなかった。
「う、うん、大丈夫。約束だもん、ケガとかしたらちゃんとコリンに
言うって……あのね、その……コリンも辛いとか思ったら、言ってね。
私、何ができるかわからないけど、できることはするから。あの、その
対等になりたいっていうか、なんていうか……」
(あぁ、そうか。私、コリンのことが好きなんだ。だから辛い姿を見たく
なくて、それから、それから……あの時の言葉が嬉しかったんだ)
それ以上の感情が言葉にできなくて。でもあなたに伝えたいと思った、私の
本当の心を、私の本当の気持ちを。
「本当はね、辛くないかとか無理してないかとか、コリンのそんな姿見たく
なかったの。わがままだってわかってるし、何ができるのかもわからない
子供だってこともわかってる。でもコリンのこと好きだから、誰よりも
大切な人だって思ってるから、だから私……っ、そばにいたいと思ったの!
……ずっと一緒にいたい……隣にいてもいいですか、この先もずっと……」
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これはまだあなたに言っていないもう一つのこと。
もし私たちを結んだのがこの《赤い色》なら、
まるでこの色は《運命の糸》のようだねって。
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2016-06-01 22:02:51 +0000