◆花冠を戴く者【illust/55830776】に参加させていただきます!
◇カヨウ(荷葉)◇
18歳/女/153㎝/「私」「貴方」「~さん」親しくなると呼び捨て
所属:森の国/クラス:傭兵
知力:0/武力:1
◇種族:幸運の桜色狐族
その毛皮をまとえば幸運に見舞われると言われる。
それゆえに魔王に狙われ絶滅寸前。純血種はカヨウが最後のひとりとなった。
▽スキル
「八十八種の薫物」…調香を得意とする一族で、八十八の香を合わせる。その効力は微妙な合わせ方、扱い方によって千差万別。毛皮をまとうことなしに幸運の桜色狐の恩恵を発揮する香がある。一族の中でもカヨウは香合わせの名手だった。
「桜色の狐火」…淡い桜色の炎を生み出す。何かを燃やすわけではなく、ただきれいなだけ。
警戒心が強く、なかなか心を開かない。身軽で逃げ足が速く、気がつくといなくなってることもしばしば。感情を表に出すのが苦手で、不器用な言い方しかできないことを自覚している。
嘘をつくのもつかれるのもキライ。
それは全て自分を守るための手段なのかもしれない…
惑わしの香で隠れるように生きているが、本当は誰かに自分を覚えていてほしいと心のどこかで願っている。
◆素敵な旦那様をお迎えさせていただきました.*・゚ .゚・*.
◇カマルさん◇【illust/57165661】
幸せにします・.。*・.。*
あれは月の無い夜、星がとても綺麗でそれでも足元を照らすのには足りなくて、狐火の仄かな灯りを灯した。初めて来た場所だ。
どうやら道に迷ってしまったようで、少し途方に暮れて俯く。こんな月の加護の無い日に、知らない場所に来るのではなかった。魔王が倒されたとはいえ。
でも朔の夜でなければ採れない香木もあるし、闇夜に紛れて行動する方が気が楽だったから。誰にも見つからずにいるには…
まるでそれは自分がいないに等しいけれど…
不意に風が吹いて纏っていた香の香りを吹き飛ばした。顔を上げると白い翼が目に入る。
その人は長身でしなやかな体躯、褐色の肌、そして印象的な瞳をした綺麗な男の人だった。
逃げ出そうかと思ったけれど、その瞳に不思議と惹き付けられて踏みとどまった。そもそも迷子なのだ。それなら道を訪ねてみたほうが賢い。いずれにせよ、彼も私をすぐに忘れるのだから。
「あのう…ここはどの辺りですか?少し道に迷ってしまったので教えて頂けると助かります」
自分が愛想が無いことは自覚している。申し訳ないがこればかりはどうしようもない。顔の表情筋が固まっているとしか思えない。
それでも彼は柔らかく微笑んでくれてほっとする。
ここは陽の国との境目なのだと教えてくれた。彼は陽の国の者なのだろう。
とても暖かくて不思議な異国の香りのひと…
忘れられない香りと星の瞳を持つあの人との
最初の出会い
「私の名前ですか…?言ってもすぐに忘れますよ… 放っといてください。……………………しつこい」
「貴方はこの前の… え、
どうして、私のことを覚えているんですか?」
「約束はしません。また会えるかわからないのに。嘘にはしたくないから…」
「起きてください。今寝てましたよね。
……嘘つきはキライです。(尻尾べしもすっ)」
「空を飛べるってどんな感じなんですか?
私には想像もできませんけど、きっとカマルさんの見えてる世界は広いのでしょうね…」
私に 新しい世界を見せてくれた貴方
一緒に居られることが心地好くて
安心して いとおしくて
この気持ちを
幸せと呼ぶのだろうと 初めて知った。
「明日も明後日も、十年後も
三十年後も
貴方の傍にいたいです。
私は
カマル
貴方が好きです」
キャプション随時更新します。
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2016-05-31 16:18:03 +0000