【花冠を戴く者】(illust/55830776)へお邪魔させて頂きます
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❖ 名 前 : ハザック・アクィーリア
❖ 性 別 : 男
❖ 所 属 : 森の国 【知力0pt/武力1pt】
❖ 一人称:俺/二人称:お前
「クルイロアギラ」と呼ばれる石の国出身の有翼族の青年
自信家で兄貴肌、俺にできないことはない!な、性格の持ち主
一族の族長の息子であり二人兄弟の兄、酒好きで女好き
幼少のころより弟の立場を憂いている節があったが、今ではお互い切磋琢磨しあう良い関係
先の大戦で散り散りになった同胞の生き残りを探しながら共に傭兵業で路銀を稼いでいる
女好きの側面には、本人すら無自覚な「一族の血を絶やしてはならない」という意思がある
❖ スキル
【空鏡の大翼】背面か内側、どちらかが鏡面となる特殊な羽根で出来た翼。試練を受けないと鏡面を持たない翼となる
【太陽の暁風(ぎょうふう)】巻き起こした風に羽を乗せ高速で飛ばし攻撃する、ハザックは主に牽制用
❖ クルイロアギラ → 種族説明【illust/57165444】
「空鏡の大翼」という光を通す透明な翼をもって生まれる。
一定の年齢になると一族の習わしとして魔物と対峙する試練をかせられる
その結果により、羽の表面が鏡面となる「太陽」、羽の裏側が鏡面となる「月」とにそれぞれ翼が変容する
(試練を受けず育ったものは加齢とともに両面とも茶色の普通の羽になります)
❖ 血 縁/弟:サグゥル・アクィーリア【illust/57165258】
「ウル~~おい待てよ!俺ァ鳥目なんだよ!!…おい!まて!コラーーーッ!止まれ!!ウル!!置いてくな!」
「お前の羽って便利だよなあ、俺は"月"の翼も悪くねぇと思ってるんだぜ。お前だけの翼と能力だ、大事にしろよ!」
❖ 素敵なご縁を頂きました (6/2) * * * スィッタちゃん【illust/57165016】
「くそ…なぁんも見えねえ…」
それは満月の綺麗な夜、空には無数の星がまたたいている…―はずだ。そう、彼は鳥目で何も見えない
先の大戦で散り散りになってしまった一族の生き残りを探し求め、弟との旅の真っ最中
夜は視界がからっきしだというのに、頼みの綱の弟とうっかり逸れてしまった
逸れてから何時間たっただろうか
ブツクサと現状への文句を垂れながら岩伝いにゆっくりと街を目指して歩く
すると目の前に突然何者かの気配を感じた
本当にうっすらと、まるで人ではない何かのような感覚
あまりに急なことで、焦りから思わずパドルを体の前に構える
…と同時に、か細い女性の悲鳴がハザックの耳に入った
「っ??何者だ、お前…」
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どうやら目の前に現れた人物は魔物でも敵でもないようで、名を訊くと『スィッタ』と答えた
見えなかったとは言え得物を女性に向けてしまったことを素直に「申し訳ない」と謝る
「申し訳ないついでになんだが、街の方まで手を引いてもらえないか?」
目は利かないが、その言葉を聞いて彼女から明らかに拒絶するような空気を感じる
流石にいきなり女性にこんなこというのは自分でもどうかと思うが
こんな所に魔物でもやってきては自分も彼女も危ない、背に腹は代えられない
ひたすらたのみこむと、渋々手をとって街へと向かい誘導するような素振りを見せてくれた
その時、気のせいか、少し目眩のような感覚を覚えた
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後日、弟を連れ、街なかでブラブラしていると偶然にも彼女と再び会うことができた
女性の声ならば一度聞けばそうそう忘れない自信がある、この娘で間違いはない
透き通るような肌と髪、吸い込まれるような真紅の瞳の、思わず見とれてしまうほどに美しい女性だった
半ばナンパするような形で近くの酒場に入る、そしてそこで初めて彼女の素性を聞き
あの時に自分の感じた目眩の正体が解ったような気がした、そして極端に人から距離を取る彼女の胸の内も…
「あのさ、俺には難しいこととか解らねぇけど、そんな細けぇこと気にしたってどうにもならんだろ、
もしかしたら"呪い"なんて、お前が勝手に思い込んでるだけかもしれないしな!俺には普通の可愛い女の子にしか見えねえよ」
と、得意の笑顔で笑い飛ばしてみせたが、隣の弟の表情を見るにどうやら完全にスベってしまったようだった
「呪いだとかなんとか、そんなの俺は全然気にならん。呪いもまとめて、俺はお前と一緒にいたいと思ってる」
「お前は今日からスィッタ・アクィーリアだ!俺と結婚しよう、スィッタ!お前を愛している、誰よりも!何よりも!」
「スィッタ、お前といることで俺がどうなろうと構わない。でも、できるならお前とずっと一緒に生きていく道を見つけたい
お前にその道を見つけてやりたい。何より、俺がスィッタの呪詛で死ぬ様なんて、お前には見せたくないからな
だから、共に歩んでいこうスィッタ、どこまでも一緒に。愛しているよ」
*
*
*
なあ、スィッタ、気づいていたか?
お前はきっと最初から諦めたりも逃げたりもしてないんだよ
だって、スィッタがそんなヤツだったんならはじめから俺達の出会いなんてなかったんだ
初めて俺の手を引いてくれたその時から、お前は自分から逃げてなんかなかったんだよ
昔俺は"お前といることで俺がどうなろうと構わない"なんて言ったっけ
あれは前言撤回だな
叶うなら…死ぬまで、俺はお前とともにいつまでも生きていたい、まだ死ぬわけにはいかないんだ
だから、スィッタ、俺と彩の国に行こう
だってお前とと歩んだその先には、もしかしたらその呪いに終止符を打つ方法も見つかるかもしれないから!
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交流の際は既知関係等々お好きな様に扱っていただいて構いません
問題がございましたらお知らせください。よろしくお願いいたします!
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2016-05-31 15:04:15 +0000