こちら【illust/56590903】の企画様に参加させていただきます。
●宗像 スミレ(ムナカタ スミレ)
女/高校生/16歳/154cm
一人称:私
二人称:あなた、~さん
●有名な書家の父を持つ高校一年生。
父の影響で幼い頃から書を嗜み、今までの人生全てをそれに費やしてきた。
何気なく購入したミネラルウォーターによって視界から色を失い享受者となってしまう。
しかし本人曰く「どちらにせよ自分は白黒の世界で生きてきた」と何の感情も抱いておらず、正直どうでもいい。
いつも一人で墨まみれになって過ごしているせいで学校でも友達はいない。
● 申請について
当方キャラクター同士の相性重視ですので、お相手様の職業・年齢・性別等は制限致しません。
申請のお返事には即日~2日程お時間をいただく場合が御座います。
それ以上こちらの返信が無い場合はお手数ですが、再びメッセージを送っていただければ幸いです。
素敵なご縁をいただけました♡(06/10)
❀フィル・オルコットさん【illust/57212538】 (フィルさん)
「色彩提供なんて必要ありません」
――――それが、彼に対して放った一言目。
色が無くても私の世界は完成している。だって白と黒が、私の全て。昔からそれは変わらなかった。
逆に、かねてから不必要だと感じていたものが排除されて清々していた。
それなのに、彼は私に執拗に話しかけてくる。・・・どうやら、異国の地から来た彼には、私のこれは珍しいらしい。
「素晴らしい・・・そう、ですか。でもこのくらい、普通ですよ」
私の書いた文字たちを見て目を輝かせる彼は年上だというのに、まるで子供のようで。
父の真似ばかりしてきた私にとって純粋に向けられる敬意と興味は、少しだけ新鮮だった。
「・・・フィルさんも、書いてみますか?」
そう言って、使い慣れた筆を彼に渡す。すると彼はよりいっそう目を輝かせ、端正な顔立ちの笑顔。
――――この笑顔は、何色なのだろう。
――――白と黒の世界で、彼の本当の色は、何色なのだろう。
「金、色」
白と黒が、私の全て。
今まで、そう信じて疑わなかった。
目の前に現れたのは儚げで、透き通って、それでいてしっかりと色づいた金色。
どうしてだろう、煩わしいだけでしかなかった『色』に、何故だか涙がこぼれた。
「なんで、踏み込んでくるんですか、なんで、私に色を与えたんですか
――――あなたがいなければ、色なんて望まなかった」
この涙は悲しみ?憎しみ?いいえ、きっと多分、どちらでもない。
私の涙をそっと拭う彼はいつもの笑顔で、その笑顔はとても、
●既知関係等について
ペア以外の既知・友人関係等も随時募集しております。
こちらも職業・年齢・性別等制限しておりませんのでどうぞお気軽にお声かけくださいませ。
●何かありましたらメッセ・その他ツールにてお願い致します。
●CVタグありがとうございます、ロックさせていただきました・・・!
2016-05-31 15:00:15 +0000