☾天と地の世界樹【illust/54032140】
第四世代も引き続き参加です。(2016.05.18 キャプション編集)
「大切な両親を穢した者達を、僕は絶対に許したりはしない」
☾倖聖(こうせい)[別名:ラエトゥス・ラヴィラ・シャントゥール・ザイフェータ]
男/18歳/163㎝/地の民
一人称:僕 二人称:お前・君
天pt【70】
地pt【105】
父:優聖【illust/56263107】(父さん)
「僕は父さんのようにできているかな…人の為に、優しい人に…」
母:ネビアさん【illust/56178642】(母さん)
「母さんに習ったように、僕も強い人になるよ。だから見守っていて」
兄:アルマさん:【illust/56710867】(兄さん)
「お人好しと呼ばれようと、僕はこのやり方を変えるつもりはないよ」
☾継承種族
想聖族【illust/55756671】
宝竜族【illust/55305247】
天の舞人【illust/55696604】
ロルアナ【illust/56178642】
✿素敵なご縁をいただきました!(5/18)
アガナクルヴィレアさん【illust/56867104】
"不思議な女性だ"と思った。
見えないのに変かもしれないが、ただ漠然とそう思った。
ただ不思議と、その声は心地が良かった。
「君も治療を…?違うのか?すまない、勘違いをしてしまった。
ふふ、ありがとう。この力を人々の為に役立てる、それが僕の仕事だ。
アガナ、だったね。僕は倖聖、どうぞよろしく」
「慣れてはいても目は見えないからね、人と視線を合わせるのがどうやら苦手みたいだ。
む、そうか…そうか!君も僕と同じなんだな。この世の中で同士に出会えたのはとても嬉しい。
そう言ってくれるととても助かる。君に迷惑がかからない程度に、お願いできるだろうか?
ふふ、君が共にいてくれるのなら心強い」
彼女は自分の知らない、考えもしなかったことを口にする。
時にそれは恐怖にも似た感覚があったけれど、同時に魅力的にも感じた。
気付けば、彼女の言葉に耳を傾けるのが当たり前になっていた。
「偽善者だと、そう言われたこともあった。
そんなことはない…!僕は本当に心から人々を救いたい…。
人々を救って、この世界を少しでも良くさせよう…そう思ってきた。
けれど、どんなに助けても最期は世界樹に還らなければならない。
ならそれは、"死ぬまで生き伸びろ"と延命させて来たに過ぎないのでは、と。
両親を穢した者だと、堕ちた人々も恨んできた。
けれど、天だろうと地だろうと今や人々の溝が埋まることはない。
なら、天の民も地の民も堕ちた者達と何も変わらないと…そう思ったんだ。
君が"戯言"だと言ったことを、どうしても聞き流すことはできなかった。
…僕が今までしてきたことは、僕が一番救いたい人は誰なのか、もうわからないんだ…」
「この力を人々の為に使う、人々が幸せになれるようにと、それが当たり前だと信じてきた。
けれどそうではなかった…。
この世界は変わってしまった。…ここでは本当の幸せにはなれない、幸せなんてやってこない。
君の言う通り、その籠の中が僕にとっての理想郷だ」
僕にとっての幸福は、願いは、ここにあった。
「僕も君を愛してる、アガナ。ずっと、君と共にいさせてくれ」
そうして彼は、全ての人の記憶から消えた。
彼もまた、少しの自分と彼女との思い出以外を忘れた。
彼を覚えているのも、彼の思いを知るのも、今や愛する彼女だけ。
☾スキル
【-癒しの子守唄-】:癒し効果のある歌声。傷を癒し、心を穏やかにさせる。
【-小さな癒し-】:切り傷など小さな傷を癒す。
【舞祷・-太陽の癒し-】:舞うことで小さな範囲ではあるが複数の人の傷と心を癒し、少しだけ運気が上がる。
【-再生-】:大きな傷、なくした部位を再生させる。(脳や心臓などは不可)
【-浄化-】:他者に触れることでその者の根底にある欲を還元し治癒や解毒を施す。
また一時的ではあるが記憶・魔力の強化を与えることもできる。
【禁術-終の再生-】:自分にとって唯一無二の存在にのみ効力を発揮する。寿命と引き換えに対象を完全再生させる。
☾キャプションが随時変更致します。問題等はあればご一報ください。
2016-05-07 15:40:38 +0000