【YofH&E】ハイダラ【第4期】

のωの
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†天と地の世界樹【illust/54032140】…5/12追記

***素敵な御縁に恵まれました***
■天才的お料理上手
フェンネル様(illust/56622536)所属:地の民【天70/地130】

両親が世界樹の元に旅だって幾年。
雲居の館船も黒雪の影響を色濃く受け、日常がどんどん変わりつつあった。
俺は浄雲の舞で晴天祈願をしてかすかな希望に期待するしか無かったが、嵐雲や黒雲に行く手を遮られては
舞扇子を置き、雲居の射手となる日々が続いた。

『舞を楽しむ余裕が無いみたい』

…浮かぬ顔した沙羅の気持ちもわかる。

「舞手がそんな顔してんじゃねぇよ、心配すんな。
 下で花と薬草仕入れて、香でも作って気分転換しよう。
 数日留守にするから代理で舞っといてくれ」

海辺で花畑と菜園をしている場所があるらしいと、地図を見ながら辿りついた場所は
付近を見回すと、確かによく手入れされた庭や家があり青々とした菜園が見えた。

「おとこ!?あんた誰よ!!」

「天から来たハイダラって者ですが、生花と薬草を融通して貰えないかと思っ…」

「はぁ?何言ってんのよ!」
 
「そこをなんとか話聞いてくれm」

「帰れ!ばか!」

彼女にとって、俺の印象は最悪だったようだ。

-
「フェンネルさん、もう3回目なんだから、いい加減なんとかなんねぇか
 そのバカ!ってやつ。一番最初に言ったけど俺の名前はハイダラってんだよ」

「キミか…バカよりはいい笑 ところでこの辺りに食事が出来る場所ってねぇかな。
 いや、メシ食わずに降りてきたもんで腹減ったからさ。
 え?…凄いな、これあんたが作ったのか…いや、有り難くいただくよ。
 こんな丁寧に包んで貰って悪いな。次ここ来る時はお礼持ってくるよ」

「前に貰ったメシすげぇ美味かった。天才だから?…あぁそうかもなぁ
 その腕前なら店開いたら大繁盛だろうぜ」

「ここの菜園や花畑はさ、土がふっくらして緑が濃くて花に活力感じるよ。
 愛情かけてんだなって見りゃわかる。」

「あんた見てると、ほんっと大地の祝福受けてるんだなって思うよ。
 …えっ?なんだと…あんた禁止かよ…じゃあなんて呼…フェニィ?わあったよ笑」

「男嫌いなんだろ、無理しなくていい。
 フェニィ手ちっせぇなああ!なんだこれ!?可愛い手しt 痛ぇって」

「俺ぁな、荒れた空で黒変した世界樹の幹が目に入るたびに、
 子供の頃に見た 白い雲海と蒼い空の景色が目に浮かんじまって悔しくて堪らなかったんだ。
 でもここに来てフェニィと話をしてると雲間から陽が差すように感じちまって…
 なんでってなんでだろうな。フェニィの笑った顔が可愛いからかn 痛ぇって」


「…フェニィ、よく聞いて欲しいんだがな、
 いい加減、俺にだって言いたい事の1つや2つは有るんだぜ。
 
 俺、フェニィが好きじゃないみたいなんだ。

 うまく表現できなくて困っちまうんだけど、
 フェニィの存在は、俺の胸に光を差し込むんだ。
 怒って泣いて笑った色んな顔、ずっと見ていたいと思うと同時に、
 他の何とも引き換えに出来ないと感じるんだ。

 これはもう、好きなんじゃない。
 この気持ちは、俺自身にも否定出来ない。

 『愛している』

 今それだけが俺の胸にあり、
 もっと沢山の事に気が付いて、それらを大切にしたいんだ。

 つまり何が言いてぇかっていうと、
 俺は必ずフェニィに相応しい男になってみせる。
 幸せにすると誓う。

 …だから、俺と一緒になってくれってこと。」


_________________________
■ハイダラ Haidalla
男性/20歳/180cm/一人称:俺 二人称:あんた・おまえさん・名前
所属:天の民【天135/地70】

カラっとした性格で、細かい事にはあまりこだわらない。
父親譲りの前向きでひたむきな性質と不屈の根性で、学ぶことが好きな脳筋。
夕刻、船縁に座って雲海を眺めながら思想へ深く沈むことが好き。
弓で払えない黒雪には、晴天祈願の舞しか出来ない現状を苦々しく思っている。

「親父は不得手な事が多かったと言っていたが、あの人は本当に素晴らしい舞手だった。
 何かを成し遂げる気概が無けりゃあ、何も成し遂げることはできねぇんだと思ったね。
 つまり、自分を成す為に必要なのは「考え」ではなく「考え方の姿勢」なんだろうな。
 …それが俺の得た【真の認識】だ。」


雲居の民、季寿歌族、輝星龍の一族、煇血の民、有翼族、有翼人エクラ、
ススピーリウム、クォーツラビット、思想の民スアジャの血族。
舞手の父から晴天祈願の浄雲の舞を学び、雲居の射手としての訓練も受けた。
ススピーリウム独特の香り立つ体と、香水に幸運を付与する調香技術を持っている。
母から譲り受けた智識の白羽を手にして、スアジャ族共有の【智識】を得ている。

■家族構成■

◆妹:沙羅ちゃん【illust/56719682
「お前なぁ、可愛いんだからムスっとしねぇで笑っとけ!女の笑顔にゃ抗えない魅力が有るんだぞ。
 素敵な王子様と出会いたいだと?心配すんな、この世界のどっかにお前の事待ってる男が必ず居んだから」

◆父:千鳥さま【illust/56326315】天の民【天60/地35】
「親父の「人生は挑戦だ」って言葉が今でも一番好きなんだよな。胸に刻み込まれてるよ」

◆母:ファルドナ【illust/56242610】地の民【天60/地35】
「母さんが言ってたスアジャの祠にはもう行けなくなった。この白羽根は…大事にしないとな…」

★スキル説明★
■不屈の根性…折れないメゲない屈しない
■竜胆を纏う…花纏い。太陽の光を浴びた時だけ花開く。[花言葉:あなたの悲しみに寄り添う]
■魔法薬学・調香…豊富な薬学と植物の知識を応用し、香を調香する。
■魅惑の砦……相手を魅了することに長けており、その分野に興味がない者にも効果がある。
■智識の羽……過去から現在までの膨大な智識と歴史がその白い冠羽に記憶されている。

※スキル説明文に、関係者様から一部文章をお借りしております。
※キャプションは随時編集。

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2016-05-04 08:48:37 +0000