天と地の世界樹【illust/54032140】に引き続きお邪魔します。
「赤も黒も好き。翼も角も尾も、僕が僕で在る…命から命へ繫がれた確かな証だからさ。」
▼願希―ユェンシー(ユェンシー・カーツィ)
闇堕ち:更生中/男/14才/154cm/一人称:僕/二人称:貴方、君
浄化の力を持つコルノルドの母から生まれた、青の耳羽を持つ少年。
父のルーツを調べるべく各地を旅するが、今の所手がかりは翼の模様と赤と黒の斑色の特徴のみ。
幼い割に機転が利き頭が良く、やや小生意気と誤解されがちだが、仲間を大切にする想いの強さがある。
ただ父の様子や闇狩りの動きに敏感で、極力身内以外の者との深い関わりを避けて動いている。
旅から帰る際様々な手土産を持ち帰り家族を喜ばせるのが趣味。
ペルツ族の紋章は額に、闇堕ちの刻印は尾の先、鎖模様は右手甲。
▽family
父:幸願(闇)【illust/56180724】
「父さんはなにも悪くない。この世に悪くて意味のない命なんて一つもないんだから。」
母:朱凛(地)【illust/56117007】
「いつも笑って抱きしめてくれた母さんの体温が忘れられない。寂しくないなんて、嘘。でもね、今日も一日笑顔で過ごせたよ」
片割れ:珠寿(地)【illust/56622823】
「ただいま、珠寿。また一段と忙しそうだね…ごめんね、力になれなくて。またなにか手伝える事があったら何でも言ってよ」
▽天:-40/地:-40
▽skill
- - の翼:- - の誇りであった。赤と黒の斑色は両親の愛の結実である証。
祈りの破魔羽:退魔と浄化の力を持つ羽。特に青い耳羽に強力な力が宿る。
君王のゆめ煙/曲煙:吸った者の心を落ち着かせるキラキラした白い煙。
giftの影響か、本人の気分が悪いと毒素の混じった黒い煙へと変貌する。
▽主な種族
シエモン族/チルリ族/ペルツ族(父参照)
コルノルド族/霧吹竜/神楽鵄(母参照)
(5/9)♥︎素敵なご縁を頂きました。
天の民 シキテ・エムイウアン・レターさん【illust/56623549】
ー誰もが忌み嫌う黒い雪に触れても、僕は平気だった。父も平気だった。
故郷は僕らに優しかったけれど、外の世界は僕らを異端者として見た。
理由が知りたかった。僕は何処から来て何処へ向かうのか。この先に果たして未来はあるのか、希望はあるのか...ー
「どうしてまた来てしまうかなぁ。君、幾つだい?家は何処?今日は黒雪が酷い。きっと両親が心配しているよ、早くお帰り。」
「...困った子だね。エムイウアン、と言ったかな。好奇心旺盛なのは良い事だけど、誰彼構わずそうやって隙だらけで近づいていたら、いつか怖い鬼に食べられてしまうかもしれないよ?
...あははっ、僕がその鬼かもしれないってこと。君、美味しそうな色してるしね。」
「ふーん、毒ねぇ。僕の羽で浄化出来ないかな?っていっても僕は祈りの才能からっきしなんだけどね。」
「死ぬのは怖くないよ。ただね、僕にはやらなきゃ行けない事があるから...まだ死ぬわけにはいかないんだ。分かってくれるかい、エム。」
(なぜだろう、それでも君に解毒して貰えるのならと、期待してしまう自分がいるなんて)
「僕はね、普通じゃないんだ。君の好意は凄く嬉しい。...ううん、エムが笑ってくれるだけで僕は幸せだ。
だけどもうこれ以上一緒に居ちゃいけない。僕では、君を幸せに出来ない...」
「...参ったなぁ、そんな顔するなんて、ずるいよ。これじゃぁもうサヨナラも出来ないじゃないか。
いいよ、じゃぁ条件を立てよう。君が今の僕と同じ年になったら、僕から君に会いに行く。
そしたら式をあげよう。ふふ、そう、僕とエムの結婚式をね!」
「これは僕の耳羽。悪いものから君を護ってくれる。あと5年、エムには僕にお似合いな、最高のお嫁さんになって欲しいからさ。持っていてくれるかな?」
***
約束の時。
繫いだ彼女の手から熱い何かが体を駆け巡る。
(ああエム、苦しい。けど、目が覚めて最初に見るのが君の笑顔なら、僕はー...)
▽婚姻、関係、その他
婚姻は結び終えましたが、その他の関係で好悪問わず面白いお話がありましたらお気軽にお声かけ下さればと思います。
有り難くもメッセージを頂ける場合、どのような関係性を希望するか等添えて頂ければ嬉しいです。
返事には即日~2日程頂きます。素敵なご縁がありますように…!
2016-05-03 06:12:47 +0000