王の間に辿り着いた空羽と麗琳が見たものは、二人の師である龍牙の姿であった。激しい戦いの末、負傷した龍牙は強大な敵に挑んでいたのだ。「お師匠様!」「貴様らか……手を出すな。奴は……刺し違えてでも我が手で討つ!」龍牙は剣を手に、傷ついた身体を引きずりながらも強大な敵に斬りかかった。
2016-04-29 13:01:23 +0000