無名(むみょう)。黒妖狐の侍。自分が何者であるのかを知らない。故に無名。
もとは強い霊力を持つ山の主だったが、戦乱の最中で重傷を負い、記憶と尾を失った。
自由気ままに用心棒としてさすらうかたわら、失った記憶の手がかりを求めて、自分の尾を奪った相手を探している。
餅と鼠が好物。
「風のふくまま、気のむくままだ。」
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新津のどこかにあるという雨降らしの灰鼠の里。そこに、雨色の髪と琥珀色の瞳を持つ美しい姫君が住むという。
姫君には結婚の誓いを結んだ狐がいたが、ある日その狐が亡くなったという知らせが届くのだった。
→ しぐれちゃん illust/56055452
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pixivファンタジアT【新津新天地編】はファンタジー描こうよという企画です【illust/55643642】
2016-04-21 17:07:21 +0000