第一アリーナ― アクセル「全くしつこいねあんたも」ドチュン!チュン! VAVA「フン!」ギギン!(ライドアーマー・デビルタイタンの腕でガード) VAVA「てめえらを…特にエックスをぶっ潰す為なら!何度でも蘇り、何度でも現れるさ!」ドシュシュ!(ミサイル) ドドドチュン!ザザシュ! ゼロ「本当にしつこい奴だ。そこもシグマにあてられたな?」 VAVA「フン、前の俺だったら激昂してたが、案外そうかもしれんなあ…エックス!早く出てこい!それとも小娘諸共殺されてえかァ!!」ガシャ!ギュオォォ…(デビルタイタンの右肩部ビームキャノンチャージ) 篠ノ之箒「まずい!セシリア達が!」 織斑一夏「くそ!俺が行って零落白夜で…!」ダッ 凰鈴音「あ、一夏!」 織斑千冬「あいつ!」 ピピッ 山田真耶「はい…これは!市街地にガルファ機獣!」 千冬「何だと!?こちらは陽動か!何人かをそっちの迎撃に回す!」 真耶「これは…Aピット発進口から高エネルギー反応!どんどんチャージされて、移動して―」 千冬「そうかあいつか」ニヤ * セシリアをAピットに残し、エックスは発進口からダッシュジャンプで飛び出す! エックス「うおおぉぉ!!」ズガアォ!(左腕破壊) VAVA「ぐっ!待ってたぜエックス…てめえが来るのをなァ!」ガシャ、ズガガガガ!(右腕装備換装、ガトリング) タッ、ヒュン!ドウドウドウ!(エアダッシュとバスター連射) VAVA「ちっ!相変わらず身軽に避けるぜ」 ゼロ「俺達を忘れるなよ」 アクセル「子供だからってなめないでね」 VAVA「!?」 ザギ!ズン!斬ッ!!(ゼットセイバー3連撃) ドチュドチュドチュチュン!(アクセルバレットで部位破壊) VAVA「ぐっ!」 エックス「はああっ!」ズン!ズギャア!(ゼットセイバーを突き刺し、一気下し) VAVA「がっ!?こいつら!」ガガガ!(VAVAの前腕部水平バルカン) エックス「遅い!」タンッ!ギュイィィ…! 後方にハイジャンプ中にバスターチャージ…そして! ズガアァオ! ゼロ「アースクラッシュ!」ドゴアア! VAVA「ぐがああっ!?ちっ、思ったよりやるじゃねえか」 *Aピット セシリア・オルコット「これが…エックスさんの本気」 一夏「すげえ…あれがエックスの本当の実力…片腕であそこまでやれて、連携も…」 一夏は大急ぎでピットに着いたはいいがタイミングが遅く、発進するエックスの背中すら見れなかった。が、モニターでエックス達の戦闘をセシリアと共に見る事ができ、ハンデを負ったにも拘らず鮮やかな立ち回りと見事な連携にセシリア共々舌を巻いていた。 一夏(ゼロの剣の扱い、速さ、技。すげえ…千冬姉と引き分けて、もう一度やってゼロが勝ったって聞いたけど…まだ何かありそうだ) セシリア(アクセル君…二丁拳銃をその様に使って関節や武器を破壊、パイロットも狙うなんて…やりますわね) 一夏「にしてもやっぱりすげえよエックスは…普段とは全然違って、目つきも戦い方も一切迷いがない…これがあいつの本当の実力、本当の強さなんだ…」 セシリア「ですが、聞けば彼はある方法であれ以上に強くなるそうですわ」 一夏「マジか!?一体どんだけ強くなるんだ…」* VAVA「流石にデビルタイタンも限界か」 アクセル「観念するんだね」 VAVA「クク…どうかな?」 バシュン ブーメル・クワンガー「ご苦労様、こっちは完了です」 VAVA「やっとか。俺が陽動ってのは気に食わんが…まあいい。次を楽しみにしてるぞ」ゴウッ エックス「待て!」 マグネ・ヒャクレッガー「さて…久しぶりですねエックス、ゼロ」 エックス「クワンガー!?」 ゼロ「それにヒャクレッガーだと!?お前達まで…む、それは…」 彼らの手元には打鉄とラファール・リヴァイヴが4機ずつあった ヒャクレッガー「こいつでどうなるか…分かりますか?」 その手のケースの中身―それは エックス「それは…まさか!」 バリン!ケースの中身のウイルスが解放され8機のISが感染! ギギ…ガシャン! 千冬『バカな!ISが勝手に動いただと!?』 ゼロ「シグマウイルス!」 ヒャクレッガー「やはりな!これでこの世界のISとやらも我が傘下に置ける事が実証できました、さあやりなさい!」 8機の暴走ISがエックス達に迫る!クワンガー達は撤収 エックス「くっ!ここの機体だろうけど、どうすれば」 千冬『やむを得ん…迎撃だ!できればエネルギー切れを狙ってくれ、それが無理なら」 アクセル「了解!」 鈴「ってなわけで、あたしらも混ぜてもらうわ!」 一夏「俺もだ!」 セシリア「私のシールドエネルギーも機体も回復しています、加勢させて頂きます!」 箒「私も打鉄で!」 エックス「助かる!」 ドドド!数分後、此方が優勢になると。暴走ISが後退しだすと―ズビー! ゼロ「何だ!?」 真耶『これは…上空600mに空中戦艦確認!』 アクセル「こっちは消耗してんのに!」 千冬「辛うじてアリーナのシールドが復活したからいいが…時間の問題か」 真耶「でもこのままじゃアリーナどころか学園全体も狙われます!」 エックス「ライドチェイサーでも届かない…これじゃあ皆を守れない!俺にもIS並の飛行能力があれば…くそう!」 …ボゴオン! 箒「何だ!?アリーナの端の地面から青いカプセルが出てきた!?」 エックス「あれは…まさか」ザッザッ 一夏「あっ、おいエックス?」 ライト博士『エックスよ…遠い異界の地でもお前は平和の為、多くの人々を守る為に戦うのじゃな…ならばその為の新たな力…ストラトスアーマーのフットパーツを授けよう。フリームーブより自由に飛べて、更なるマッハダッシュが使える。エックスよ…その無限の可能性を以て、大空へ…成層圏の彼方へはばたくのじゃ…ロックマンXよ!』ブウン 箒「何だ今の人は…エックスに新たな力を与えると言っていたが」 セシリア「ですが何でしょう…あのお爺さんからはとても温かな慈愛を感じました…ひょっとして彼はエックスさんの…?」 千冬「だろうな…今のがロックマンXの生みの親の…」 エックス「…」 エックスは歩を進め、カプセルに入る…するとエックスは光に包まれ、足のパーツが白い物に変わってゆく―そして バジイン! 真耶「エックスさんの足が、左腕が!?」 山田先生並びに一夏達が驚愕する―エックスの足に白く真新しいフットパーツが装着され、破損した左腕も元通りになっていた! 一夏「ある方法って…こういう事か」 フワ… エックスが宙に浮き始める エックス「さあ皆…行こう!」 エックスはゼロを背中に載せてアリーナのゲートから出る 一夏「俺達も行こう!」* 一行は戦艦の攻撃を掻い潜り、メカニロイドを迎撃…一夏は零落白夜でビームを撃ち消してSEを結構消費していたが、メカニロイドや砲台を倒して得たエネルギーアイテムで回復し、一行は艦に取りつく 一夏「さて、砲台は全部潰した」 エックス「でもこのままこの艦を…特にエンジンを攻撃して落としたんじゃ街や学園に落ちる危険性がある」 セシリア「ではどうしますの?」 ゼロ「簡単だ。中に侵入して鎮圧…コントロールを奪って着水か広い所に―」 バササッ! 箒「おい、何か出てきたぞ!」 ゼロ「…イーグリード!?」続
2016-04-19 06:08:50 +0000