pixivファンタジアT -新津新天地編- ✥ illust/55643642
✥ 第三章「神々の試練」【illust/56205940】
「 無益な諍いは好みませんが、理が非でもこの行く手阻むと仰るのであれば
我ら詠丸寺の者が謹んでお相手致しましょう。 」
//詠丸寺に在する星詠みの僧侶【illust/56212207】
万亀(まき/左)
詠丸寺で修行を取り仕切る弟子達のまとめ役であり剣術指南役も務める。ど真面目。
星詠みの力は「集中力」、その一閃は鋭い。先導者に忠実で道理で無いことを嫌う。
千鶴(ちづ/右)
万亀の義妹。誰にでも親しく聞き上手なため、弟子内の相談役としてよく頼られる。
星詠みの力は「千里眼」、視認できる限りの遠方と自身周辺の三六〇度に視野が効く。
「姉さん、ただいま戻りました。良い知らせと悪い知らせどちらが先がよろしいです?」
「ご苦労様です。ですが煩わしい口上をするのではありません、
嵐下院方面で何か動きあったのであれば早くお言いなさい。」
「は〜い‥セタ殿は無事嵐下院に辿り着き各御仁方と合流なされた様子です。そして
付近で紫蘭の姿を確認致しました。安定の切れ味で活躍なさっている様子でしたよ。」
「それは喜ばしいことですね。我らも皆で導師様の元に合流できるよう祈りましょう。
‥して、悪い知らせとは?」
「そのお〜私に怒らないで下さいね?ええと‥見間違いでなければキゼン本隊近くに‥
寺で柱に縛り付けてきたカルカが‥ちょろちょろしているのを‥見た〜ような〜。」
「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥あの莫迦烏、今度こそ焼き鳥にしてくれる」
「姉さん肉は食べないでしょう。」「野烏にくれてやるわ。」「僧侶の言うことですか」
2016-04-13 20:00:03 +0000