ある日、シャルロット・デュノアがそんな事を言い出した ボス「え、そうかあ?うへへへえ///」 ヌケ「でも、なーんでそんなこと言い出すんでしゅかねえ」 凰鈴音「確かにね、説明してほしいわ」 シャル「それなんだけどね…まず、スクラップから作ったとは思えない性能!それでマジンガー並みの怪力が出せるっていうんだから驚きだよ」 ラウラ・ボーデヴィッヒ「なるほど、確かにな。それなら平時には作業用の機体としても使えるな」 ボス「実際ガレキの撤去作業とかの力仕事や研究所の修理にも駆り出されるしな」 シャル「それだけじゃないよ?スクラップから作ったのが疑わしいほどの滑らかな動き!しかもハンドル操作で!それに表情もコロコロ変わるし…ダイレクトモーションリンクとか使ってる訳じゃないのに、こうも人間みたいな動きや表情をするなんて…もう凄すぎるよ!?」 織斑一夏「言われてみれば確かに」 ボス「ま、そりゃあ俺様のなせる業ってやつだわさ!ハッハッハ」 鈴「寧ろ、そんなのをスクラップから作ったっていう三博士が凄いわよ…あんな風に操るあんたもだけど」 セシリア・オルコット「そういえば、ケロットにも言えますが…スクラップから作っただけあって、修理費がたったの10しかかからないというのも大きいですわね。わたくしのブルー・ティアーズは修理費が結構かかりますのに」 一夏「まあ、安上がりでいいというかな」 シャル「寧ろ、それだけ低コストでまかなえるとも言えるんじゃないかな」 ボス「ま、それもあって自爆要員にされたりもするけどよお…」ズーン… 一夏「(あ、やべっ。落ち込ませちまった)でも自爆かあ…ヒイロが「死ぬほど痛いぞ」って言ってたからなあ…ボスはその度に痛てえだろうなあ…元気出せ!この後カラオケ行こうぜ」 ボス「おう!」 ムチャ「元気出てよかったぜ」 ボス「まあ色々出たけどよぉ…やっぱり俺様達の血と汗と涙とアイディアの結晶の!オプションの数々も忘れてもらっちゃあ困るぜえ~!」 篠ノ之箒「ああ、あの浮き輪とかタ○コプターみたいのとか、デカい鎖とかか」 剣鉄也「それにグレートのドリルプレッシャーパンチまで付けやがって…お前のあれこれやる努力家ぶりには脱帽だよ」 ボス「当ったり前よ!俺様達やボロットだって立派に活躍できるし、やるときゃやるってとこを見せてやるぜい!その為にアイディア諸々惜しまないからな!万年二軍なんて言わせないぜ」 ラウラ「なるほど…ボスは私と似ている所があるのか…同志よ!」 ボス「おうよ!」ガシッ!二人は固い握手を交わす セシリア「何でしょう、友情が芽生えたのでしょうか?」 鈴「まあ、そうなんじゃない?」 流竜馬(それにしても、様々なアイディアであれこれやる努力家という辺り…武蔵にも似ているなあ) 箒「思えば、確かにボロットは中々のものだ…ある意味ではISより凄いかもしれんし、ボロットがなければこの前は負けていたな…まあ、それにボス達の憎めない性格もあるし、コックピットの居住性の高さも見逃せんな。この前一夏達をずっと待ってる間、私はボロットで待機していたが家財道具一式や畳まで敷いてあったぞ?おかげで居心地は悪くないし、結構寛げたな」 ラウラ「おお!日本の心という畳まであるのか!それはいいな、今度上がらせてもらおう!」 ボス「いいぜ!大歓迎さ」 兜甲児(下心があるんだかないんだか) シャル「あ、そうだボスー。次に弾切れになった時は補給お願いねー。あと修理も」 ボス「おう!まっかせなさいってんだ」 一夏「補給に修理か。あれ結構助かるよな~」 一夏はハチマキを締めて金槌持ち給油機やらを背負うボロットを想像した 鈴「確かにポイント高いわね」 箒「む…エネルギー補給なら私の紅椿だって…」イジイジ 一夏「あ、そうだったな。ワリィワリィ」右頬ポリポリ 葵豹馬「ヒューヒュー♪お熱いね~」 箒「ひょ、豹馬~!」 * 海辺の戦闘― ラウラ「そこだっ!」ズドン!ズドン!(レールカノン発射) ラウラ「む?弾切れか…あと一発であの戦闘獣を仕留められるのに…」 しかもレールカノンの射程ギリギリ ボス「えー、修理と補給いかがっスか~」 ラウラ「おお、ボス!ちょうどよかった、補給を頼む」 ボス「あいよっ!ま~かしとけってんだい」 ピロン♪ ラウラ「よし、これでトドメ!」ズドン! 超人型戦闘獣「グギャアアア!!」ドガアアン! ラウラ「よし、倒せた。助かったぞボス」 ボス「おう!いいって事よ」 そう言ってボスは右手のサムズアップを見せる デューク・フリード「おーい、こっちも頼むよ。ガルバーもいるけど遠いから」 シャル「ボスー、その次はこっちもお願ーい」 ボス「あいよっ!」* 鳥類型戦闘獣「くらえい!」バシュシュ!(フェザーミサイル連続発射) セシリア「広範囲攻撃!?」 鈴「ちょ、これやばっ…」 ボス「うおおっ!!」ジャラッ、ドガガン!ズドン ボロットは手に持ったチェーンでフェザーミサイルを払うが、いくらかくらってしまう セシリア「ボスさん!?」 ボス「ふ~、なんとか間に合ったぜえ。お返しをくらうだわさ!」ピョ~ン! 戦闘獣「むむっ!?」 ボス「ボスボロット必殺のぉ…チェーン付きローリング!…ヒップアタックよ~ん!」ギュルルル!ドッガアアア!! 鈴「なっ!?なんて攻撃の仕方よ!」 鳥類型戦闘獣「うががが…!」 セシリア「ですが、結構効いてるようですわ」 鈴「あれ?しかもなんか…チェーンが絡まってる!?」 ボス「せいやあああっ!!」ブンッ!…ドガアアッ!! 鳥類型戦闘獣「ぐがあっ!?」 鈴「凄い!チェーンで捕まえて地面に叩きつけるなんて!」 セシリア「アイディアを詰め込んだのは伊達ではありませんね。ですが―」 ボス「ありゃ、倒しきれなかったか?なら…」 鈴「心配ないわ。こっちの準備ならとっくに」 セシリア「出来てましてよ!」 ズドウズドウ!ズビーズビー!ズビーウ!(龍咆とビットとスターライトMKⅢで撃ちまくり)…ドガアアン! ボス「おー、やるじゃねえか」 鈴「あんたらもね。助かったわよ~」 ボス「おう!いいって事よ」 ヌケ「相変わらず無茶苦茶するなあ、もう」 ムチャ「まったくだよ…」 ボス「うるせえ!女の子二人助けるのに、これぐらいやらなくてどうするってんだよ!さあ次行くわよ~」ドスドス… セシリア「なんというか…普段はお調子者でもやる時はやるというか…男気という物でしょうか?それが感じられますね」 鈴「ホントにね。それに修理や補給で皆のとこに駆け回って大忙し…縁の下の力持ちってやつかな?甲児曰く「ボス達がいなかったら負けてた戦いもあった」らしいし」 セシリア「ええ、本当に侮れない方達ですね。フフッ♪」 セシリアは「面白い方達」と思い、鈴は「あいつら結構やるじゃん」と思うのだった。
おまけ 一夏「よし、片付いた」 ボス「結構かかったな」 ゴオォ… 箒「一夏、エネルギーは大丈夫か!?今補給を…」 一夏「あー…ごめん、それならボスにやっててもらったんだ」 ボス「おうよ、俺様大活躍!」 箒「そ、そうか…」シュン… 甲児「…今度2人のデートセッティングしてやっから…な?」 箒「ありがとう甲児…」終 OVA1話の登場の仕方好き。ここぞって時にかっこいい
2016-04-12 06:40:54 +0000