◆素敵な企画に参加させていただきます。
───きみと暮らせば【illust/55554290】───
◆成瀬 樹里 (なるせ じゅり)
17歳(高校2年生)/150㎝/女
一人称:私
二人称:あなた・~さん・~くん・~ちゃん
◆以前はよく笑う活発な子だったが、
両親の死を境に笑顔が消えてしまった。
伯母夫婦からの誹謗中傷等もあり、
人前でこそ泣かないものの、内心不安いっぱいで
愛情や安堵感等を強く求めている。
◆とても素敵なご縁をいただきました!!お世話になります////
田上 菊生さん【illust/56264249】
両親を亡くし伯母夫婦との関係も上手くいかず、おまけに怪我まで…。
「私には疫病神でも憑いているのだろうか…」
病院からの帰り道、そんな事をぼんやりと考えながら
行くあてもなくフラフラと独り歩き出す。
─────どのくらい歩いたのだろうか…辺りはすっかり暗くなっていた。
今夜は野宿かな…もうどうにでもなれ───
などと思っていたところに1人の男性が手を差し伸べてくれた。
彼の名前は田上菊生さん、靴職人だそうだ。
赤の他人を助けてくれるなんて、お人好しにも程がある
(でもせっかくだから一晩だけお世話になろうかな)
先ほど出会ったばかりだというのに彼はとても親しげに話しかけてくる。
(こんなに喋ったの久しぶり…)
賑やかで、包容力があり温かい人───楽しい会話、温かな食事
彼の傍はとても心地良かった。
久方ぶりの安堵感。
一晩だけのはずが気付けば2日、3日と過ぎていった。
出会った日に彼が言っていた─────
「世界ってそりゃいいことばっかじゃないけど、案外悪いことばっかりでもないんだぜ?」
彼と生活するなかで感じる小さな喜びや驚きが私の心をどんどん満たしていく。
「うん、そうだね。今なら分かる気がする」
ガチガチに強張っていた心は、いつの間にか溶けはじめていた
「最近、顔色が良くなったって学校の友達が言うの」
きっと菊生さんが幸せをたくさん与えてくれるからだよね
空っぽだった私の心を満たしてくれた
居場所も与えてくれた
彼の温かな心に救われた
───菊さん、ありがとう───
いつか最高の笑顔と一緒に彼に恩返しが出来たらいいな◆申請は年齢性別問わず相性を重視させていただきたいと思っています。
有難くもメッセージを頂けた場合は即日~3日程でお返しいたします。
2016-04-09 13:46:15 +0000