○千国大河 【illust/50050950】 引き続き参加させていただきます。
地の果てまで続くのではないかという砂漠に、一人の少女がいた。
この日照りの中、汗はもう枯れ、歩く足取りもおぼつかない。
それでも諦めずに歩き続けるのは、その先に何があるのかを見届けるためであろう。
曾祖母、祖母、そして何より尊敬している両親が、そうして歩き続けたように。
この世の行く末を見つめるがごとく、少女の瞳は真っ直ぐに地平線の彼方を指していた。
*ネテプ*(女・13歳)
すでに絶滅したとされる、アスタリカという少数民族の末裔。
自身の知識欲を満たすためなら、命も惜しまない探求家。
どこかつかめない性格で、基本冷静そのもの。
母や父の物語を聞いて育ったため、外の世界に強いあこがれを抱いて育った。
ある日曾祖母・アニスの死去を耳にし、それをきっかけに自ら旅に出て書への記録を開始する。
人見知りが激しく、今でも道を聞くことが一苦労という面もある。
「この最後の1ページには私の決意と希望が記されているの
母が託してくれたこの新しい書と、父から受け継いだこの知識
無駄にしないため、私は旅を続けるわ」
*最終期・(母)アイーシャ 【illust/54792420】
「私は、母様のように強くなれるでしょうか
時々不安でたまらなくなるのです」
最終期絆相手様・(父)ラン・ユイ・ホリックホーン様 【illust/54732786】
「父様、歌を歌ってください
私は父様ほど美しい歌声にまだ出会ったことがありません…私も上手くなれますか?」
最終期絆相手様今期・(兄弟)ロク・ユイ・ホリックホーン様【illust/58179290】
「ロク、また、また会えたら、たくさんお話を聞かせてくださいね
私の知らない、まだ見ぬ世界を…」
*種族*
《アスタリカ》と呼ばれる、跳躍、身軽さに特化した戦闘民族。
爪を意識的に収縮でき、戦闘の際は蹴りと爪で戦う。
だが戦闘民族といっても、性格は基本平和主義の者が多く、戦いを好まない。
赤褐色の肌に獣人、そして額の宝石が外見の特徴である。
この宝石は一部の闇市場で高く取引されることが多く、宝石の中には多くの魔力が込められている。
この宝石の乱獲に加え、魔王の侵略により、一族は絶滅してしまったと思われている。
*改めまして、絆を結んでいただいた 餡崎様、そして、関わっていただいた皆様、主催者様へ心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございました!
*質問や問題等ございましたら、メッセージからお声がけください。よろしくお願いいたします。
*キャプション随時更新中…
2016-03-30 14:57:20 +0000